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タナトテリステス

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たなとてりすてす

タナトテリステスとは、2020年に発見された北米最古のティラノサウルス科の恐竜である。

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学名:Thanatotheristes degrootorum

(意味は「刈り取る死神(タナトス)」)

2020年にカナダで化石が発見され、同年2月10日にティラノサウルスと近縁の新種として新たに発表された。

白亜紀後期(約8010万〜7950万年前)のララミディア大陸に生息していたこれまでに北米で発見されたティラノサウルス科恐竜としては最古のものと考えられており、発見された化石は近縁種のダスプレトサウルスよりも小さかったが成長するとその大きさは全長8メートル前後に達したとされる。同じ時代の同地域に生息していた中型角竜ゼノケラトプスや小型の石頭竜コレピオケファレと共存しており、それらを獲物としていたと考えられる。

名前の由来であるギリシャ神話の死神「タナトス」関しても、カルガリー大学の恐竜古生物学者のダーラ・ゼレニツキー助教は「このティラノサウルス科の恐竜は、その時代のカナダに生息していたことが知られている唯一の大型頂点捕食者だった。これを体現する名称として『死に神』を選んだ」と述べている。

余談ではあるが、ネット上では何故か「タナトテリスト」なる誤記が一部で定着している。スペル的にそう読めそうにないので単に書き間違い・読み間違いと思われる。

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