ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

タナトテリステス

たなとてりすてす

タナトテリステスとは、2020年に発見された北米最古のティラノサウルス科の恐竜である。

詳細編集

学名:Thanatotheristes degrootorum

(意味は「刈り取る死神(タナトス)」)


2020年にカナダで化石が発見され、同年2月10日にティラノサウルスと近縁の新種として新たに発表された。

白亜紀後期(約8010万〜7950万年前)のララミディア大陸に生息していたこれまでに北米で発見されたティラノサウルス科恐竜としては最古のものと考えられており、発見された化石は近縁種のダスプレトサウルスよりも小さかったが成長するとその大きさは全長8メートル前後に達したとされる。同じ時代の同地域に生息していた中型角竜ゼノケラトプスや小型の石頭竜コレピオケファレと共存しており、それらを獲物としていたと考えられる。


名前の由来であるギリシャ神話の死神「タナトス」関しても、カルガリー大学の恐竜古生物学者のダーラ・ゼレニツキー助教は「このティラノサウルス科の恐竜は、その時代のカナダに生息していたことが知られている唯一の大型頂点捕食者だった。これを体現する名称として『死に神』を選んだ」と述べている。



余談ではあるが、ネット上では何故か「タナトテリスト」なる誤記が一部で定着している。スペル的にそう読めそうにないので単に書き間違い・読み間違いと思われる。


関連タグ編集

恐竜 ティラノサウルス ティラノサウルス科

死神 タナトス

テラトフォネウス リトロナクス ディナモテロル←厨二臭い学名のティラノサウルス類

関連記事

親記事

ティラノサウルス亜科 てぃらのさうるすあか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1047

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました