概要
白亜紀後期のモンゴルネメグト層に生息していたティラノサウルス科。
キアンゾウサウルスとともにアリオラムス族を構成する。
アリオラムス属にはA.remotusとA.altaiの2種が含まれる。
属名は「別の系統」と言う意味。これは本種が他のティラノサウルス科とはかけ離れた進化の末に誕生したと考えられた事に拠る命名である。
大きさは記載論文にて5〜6m、1988年グレゴリー・ポールによる推定で6m、2016年のMolina-PérezとLarramendiによる論文ではA.remotusを5.5 m、A.altaiを5 mと推定した。
ティラノサウルス科としては比較的小型で華奢であるが、同じアリオラムス族のキアンゾウサウルスが「ティラノサウルス科にみられる“二次変態”を経験しなかったことが指摘されていることからおそらくアリオラムスも一種の幼形成熟のようなものであると思われる。
その細長い顎は恐らくは生息時期および生息地を同じとするタルボサウルスなどの太い顎をもつティラノサウルス類と獲物が被らないようにするための適応で、タルボサウルスがあまり狙わない小型の動物を餌にすることで競合を避けていたのだろう。
古代王者恐竜キング
2007第1紀から登場。炎属性、強さ1000、必殺わざはグー。ショルダーネームは「アジアの異端児」。
バトルタイプは2007第4紀+まではカウンタータイプ、激闘!ザンジャークではあいこタイプ。
- 初登場したバージョンでは「フライトブレイズスピン」のわざカードにも描かれた。
「7つのかけら」では初めてコダイマンから化石をもらう恐竜として登場。