概要
キセノケラトプスは、カナダのアルバータ州で見つかった角竜である。生息時代は7950万年頃と推測される。
最初の化石は1958年、フォアモスト層で発見されたが、長らくオタワの博物館で保管されていた。しかし興味を示したデビッド・エヴァンスとマイケル・ライアンにより研究が開始され、2016年に「フォアモスト層から来た角を持つ顔がある移住者」という意味の学名が記載された。(Xenosはギリシャ語で「外部」という意味がある)
特徴はフリルの中心部に1対の短い正三角形状の角があること、そしてフリルの縁に長い直角三角形状の角があること。鼻の上には1本の短い台形の角が、目の上には2本の長大な角があるのも特徴。
2016年に系譜解析が行われ、シノケラトプスやウェンディケラトプスに近縁とされることが分かった。
別名・表記ゆれ
頭文字がXで始まるため、このような表記も見られる。