アトラス(DQ)
あとらす
神官ハーゴンが呼び寄せた邪神で、バズズ・ベリアルと並ぶ「ロンダルキアの悪魔」。ギガンテスをオレンジ色にしたような姿が特徴。
やっとの思いでハーゴン神殿までたどり着いたご一行に対し、195という高い攻撃力と2回攻撃で1人に集中攻撃してくる上、攻撃呪文や「ラリホー」が通じないのでローレシアの王子がやられるとほぼ負ける。その様はさながら「そろそろ下界が恋しいだろう?」と言わんばかり。
ちなみに「ルカナン」の防御力ダウンや「パルプンテ」のとてつもなくおそろしいもので逃げ出す効果は適用されるが、まずは防御して2回攻撃されるのが誰なのかを探るのも悪くない。
『ドラゴンクエストⅨ』でも、宝の地図のボスとして登場しており、一部クエストの対象モンスターとなっている。「つうこんのいちげき」の他に土属性の全体攻撃「ランドインパクト」を放つ。
ぬすむで入手できる通常アイテムは「いかりのタトゥー」5%のドロップアイテムは錬金すると「アトラスのかなづち」になる「きょじんのハンマー」、2%で手に入る防具は「そらのトーガ」となっている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではギガンテスの上位版として登場したが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』以降はなぜか攻撃力が落ち、1~3回行動+通常攻撃で魔神斬りという不安定な動きを見せるようになった。
配合で作る場合はギガンテスから派生する。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではラストダンジョンの中ボスの1体となっているが、実は理論上はノビス島に序盤から出現するモンスターだけを素材にして作成することが可能。
そこまで無理しなくともノビス島のデスエンカのギガンテスや、ストーリー途中でエンカウントできるヘルコンドルなどを利用することで、ギガンテスとガルーダの特殊配合により比較的簡単に作成可能。ガルーダについてはヘルコンドルの記事を参照されたい。
性能はというと、最短の配合ルートで作成した個体が、ものの10分の経験値稼ぎでレベル20まで上げれば攻撃力400を優に超えるほど。ギガンテス系の例に漏れず勿論HPも優秀なので、攻略においては物理アタッカーとして活躍してくれることだろう。
『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』では隠しボスの一体として登場。剣神度780以上の状態で町の洞窟にある鏡を調べると戦える。本作のアトラスの体色は従来のオレンジから黄緑がかった体色に踏まえ左手には棍棒ではなく形状からして恐らく「アトラスのかなづち」(装備としてはドラゴンクエストモンスターズ ジョーカーシリーズから登場)。お供にはタホドラキーがおり「ルカナン」を唱え、倒したとしてもすぐに湧いてくる為気にせず戦っていこう。能力としては火力は高めだが攻撃速度は最初は遅い為ガードもしやすい。HPが半分以下になると攻撃パターンが変わり遠距離から攻撃してくる。そういう時は落ち着いてポインターを当てて剣ではね返したり盾を使ってガードしつつ苦手な方はバイシルドを使って安定した戦い方をした方がいいだろう。接近戦になると攻撃速度が早くなる。倒すと「ごうけつのうでわ」を入手出来る(アトラスのかなづちは残念ながら主人公の装備の都合上入手出来ない)。
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』では試練のほこらにてベリアル・バズズ共にボスとして登場。最後の試練としてその巨体で襲いかかってくるが、ある程度体力を減らすと主人公達を認め試練を終了する。
試練を終え入手した宝箱の中身はアトラスのモンスターコインであり、ギガントドラゴンに対抗するためアトラスに変身して立ち向かうことになる。ギガントドラゴンとの直接対決ではホミロンのアドバイス通りに攻撃を仕掛ければ倒すことができる。
本編クリア後にはグリーネ平原に登場するようになる。ただ、倒しても「ヘンシン」のモンスターコインを落とすことはない。
時空の迷宮「神々の試練の間」には、強化版の「アトラス・強」が登場する。