概要
神羅カンパニーの魔晄エネルギーを星が滅ぶモノとして危険視し反神羅思想を掲げるレジスタンス集団。FF7本編の時点では弱体化してしまったが(アバランチという名前と思想をバレットが受けついただけのほぼ別物)BCFF7では神羅と十分やりあえる組織力と構成員を誇っていた。
元々は星の命を研究する星命学者の集まりだったらしい。
FF7の派生作品ごとにやや設定が変わっている。最新作のREMAKEでは主流派が存在し、そこから分裂した分派等がいるらしい。主流派は分派とあまり仲が良くないようだ。
主流派はウータイと手を組んでいるという噂がある。
主人公のクラウド・ストライフ一行が所属している事実から、ファンの多くからは「体制に反抗する正義の組織」と見られがちであるが、実際の所、目的の為には一般人の犠牲など御構い無しで活動しており、その組織の実体はまごう事無きテロリストとなる。
事実、作中でのアバランチの破壊活動によって一般人に甚大な被害が発生し、神羅カンパニーのエンジニアであるリーブ・トゥエスティはそれらについて痛烈に批判しており、更には結果的に5番魔航路の爆破や7番プレートの落下を招き多くの犠牲者が出た間接的な要因にもなっている。
構成員(一部ネタバレ注意)
BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY Ⅶ- 時代
- エルフェ
アバランチのリーダー、一流の剣の腕前を持つ女性。特殊なバリアで体が守られており、当時のセフィロスの斬撃すら受け止め切れる。
タークスの主任だったヴェルドの実の娘。過去の記憶を失っている。
- シアーズ
アバランチ幹部。組織内では武闘派だが良識と常識を持っている。
フヒトを止める為、タークスと手を組む。
- フヒト
アバランチ幹部。星命学者だったがその実態は宝条にも匹敵する危険なマッドサイエンティスト。
BCにおける黒幕でジルコニアエイドを呼び出し人類滅亡を図った。
- チェルシー
アバランチ構成員。タークスのルードに迫って情報を聞き出そうとするがその結果互いに本気になってしまう。
- ティアス、カイニュー、ケイノス
アバランチの強化兵士「レイブン」達、戦力はソルジャー以上。
- シャルア・ルーイ
シェルク・ルーイの姉で誘拐された妹を助けるためにアバランチに参加した、後のWRO職員(WRO時代はDCFF7参照)。
FINAL FANTASY Ⅶ 本編時代
アバランチのリーダー。
リメイク版では主流派から追放され、分派のリーダーとなる。
アバランチのメンバー。
アバランチのメンバー。細身の体格。
アバランチのメンバー。太めの体格。
アバランチの女性メンバー。
雇われの元ソルジャー。
7番街スラム潜伏組
- ナヨ、ビリー・ボー、ポルコ
協力者
- ドミノ市長&ハット助役
ミッドガル市長、神羅を嫌ってアバランチに協力している。
ドミノ市長以外にもアバランチに協力をする神羅社員が存在する。
ウータイ出身。後にバレットのチームに参加するが最初期は主流派に協力していた。
FF7 REMAKE INTERGRADEにて初登場。ウータイ出身。年下の先輩のユフィと共にアバランチ主流派に協力する。
余談
同社作品『ゼノギアス』にて、「発電所爆破テロ」を真正面から皮肉った会話が存在する。
ゼボイム文明の遺跡におけるフェイの回想で、当時を生きた医師キム(フェイの前々世)が「発電所爆破に起因する停電で手術に失敗した」という旨の発言をしており、そのテロ組織の名がラヴィーネ(ドイツ語で雪崩の意)である事も語られている。
関連タグ
アバランチ(曖昧さ回避)
コロラド・アバランチ:北米のプロアイスホッケーリーグ『NHL』のチーム。当該項目の関連画像には『コロラド・アバランチのユニフォームを着たティファ』のイラストが存在する。