ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アンキロウルスス・ロード

あんきろうるすすろーど

アンキロウルスス・ロードとは、丸山くがね作のライトノベル『オーバーロード』に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

データ編集

役職アウラのモルモット
住居大樹海
属性中立(カルマ値:0)
職業レベルユグドラシルに同種がいないため不明
二つ名大樹海十五王の一柱

概要編集

エイヴァーシャー大森林に縄張りを持つ、“連甲熊(アンキロウルスス)”という種類の魔獣。


通常のアンキロウルススを超える体躯と強さを持つ、「王種(ロード)」と呼ばれるに相応しい個体。

初登場となった書籍版15巻のキャラクター紹介では、上述のステータス表の通り“大樹海十五王の一柱”と表記されているが、詳細は不明。


人物像編集

恐怖で凍り付いた肉を好まず、半殺しにして臓物を食べながら徐々に死んでいく「生を諦めた肉」「緩んでいく肉」を好む。


アンキロウルススの例に漏れず縄張り意識が強く、満腹であっても侵入者には容赦がない。

魔法による匂い消しや移動の邪魔になる木々は取り除くなど、狩りは事前準備を怠らずに慎重に行う。ただし木登りが苦手なので、木の上にいたダークエルフ「満腹だったから面倒臭い」と見逃す場合もある。


大樹海の強者としての自負が強いのか、未知の相手を警戒して探る用心深さは持ち合わせていないらしい。

巣立ちしたばかりの頃に手に負えない相手から逃げた事は幾度も経験しているので、逃走を恥とは考えていない。そのため、明確な恐怖を感じれば迷わず逃げ出す。


容姿編集

通常のアンキロウルススの体長は2~3mだが、アンキロウルスス・ロードは4mを超える。

戦闘用で60cmを超える鋭く尖った爪が生えており、爪の硬度は鋼鉄を凌駕する。腰から太く長い尻尾が伸び、先端部分はハンマーの様に膨れ上がっている。体の大部分を、鱗が発達した硬質な装甲が守っている。


強さ編集

身体能力だけで、大樹海にいる強力な特殊能力や魔法を使うモンスターを屠れる。

作中ではダークエルフが入念に育てた特別製のエルフツリーの一部を、腕の一振りで爆散する様に抉り取った。


その一方で強力なスキルや魔法は使えず、使える魔法は《芳香(フレグランス)》のみ。この魔法は体臭やこびり付いた匂いを消す事ができ、アンキロウルススは匂いを消す事で獲物に接近して狩りを行う。


以下はアウラによる評価。

  • 大樹海に縄張りを作り支配するには、十分な強さを持っている
  • 昔のハムスケより強い(ただしハムスケの魔法を考慮すると分からず、戦士の職業を得て「あの鎧」を着た状態のハムスケなら、間違いなくハムスケが勝つ)
  • 会話は不可能だが、高い知性を感じる

作中の動向編集

獲物を仕留め貪り喰っていたところ、縄張りの中に今まで嗅いだ事の無い2つの匂いを察知し、縄張りに入った不快感からいつも通りの狩りを行おうとした。

しかし匂いの正体は闇妖精(ダークエルフ)の村へ向かう途中のアインズ一行であり、アウラとフェンを確認し襲い掛かったが、全く歯が立たず全身に激痛を受け続けてしまう。

最後は「自分が食われる番になっただけだ、生を諦めた自分はさぞ美味いに違いない」と、全てを諦め死を覚悟した。


しかし、アウラは『魔獣使い』のスキルに頼らない支配の実験をしたかったらしく(アウラはテイマー系の職業(クラス)で飼い慣らす事が出来る限界値まで魔獣達を調教しているため、これ以上スキルの力で飼い慣らすと、既に調教している魔獣の中から古い順に自動的に解放されてしまう)、アンキロウルスス・ロードを捕獲した。今後はナザリックの第六層で、完全に調教するまで隔離する予定。


なお闇妖精の村と友好的な接触を望んでいたアインズは、丁度良く大樹海に生息する魔獣が手に入ったので、アンキロウルスス・ロードを使用した『れっど・おーが・くらいどミッション(泣いた赤鬼作戦)』を実行した(要はマッチポンプ)。


その後のアンキロウルスス・ロードについては、作者が15巻&16巻雑感にて「怯えながらナザリックで元気に暮らしています」と話している。


関連タグ編集

オーバーロード(アニメ)


ナザリック地下大墳墓


アインズ・ウール・ゴウン アウラ・ベラ・フィオーラ

関連記事

親記事

ナザリック地下大墳墓 なざりっくちかだいふんぼ

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました