アークビートルの後継機。アニメ『メダロット魂』にて初登場し、ゲーム版にも登場するようになった。
両肩にブースターが追加され、シルエットはさらにごつくなった。また、メダチェンジも可能となっている。ちなみにブースターは取り外し可能。
ただし、アークビートルと比較してゲームへの参戦頻度は低め。
アニメ版のCVは又村奈緒美。
各媒体にて
アニメ版
メダロット魂に登場。
最初はイッキがメタビーのメダルを装着して試験運用。
しかし重量級の機体のためサイカチスのボディと勝手が違うのか歩くことすら困難で、長い角も動きの邪魔になったりと使いこなすことができなかった。
一方でデスメダロットも一撃で倒すほどの攻撃力と、デスメダロットの攻撃を受けても殆どダメージを受けない重装甲を見せつけている。
その後はデスメダロッターから足を洗ったギンカイのパートナーに。基本的に「アークダッシュ」の愛称で呼ばれている。ギンカイのかつての愛機ベイアニットが、ロボトル大会で入手したメダロット社製の新型パーツを装備して生まれ変わった。さばさばした男らしい性格をしており、メダルを埋められたこともそれほど根に持っていなかったようだ。
こちらはメタビーと違い直ぐにアークビートルダッシュのボディを使いこなしていた。
メダチェンジでマイティレクリスモードになり、さらにこの状態でティレルビートルと合体してマスタービートルとなることが可能。
ゲーム版
メダロット4
カブトバージョンにて怪盗レトルトの愛機として初登場。
正式名称では8文字に収まらないため、こちらは「アークビートルD」となっている。
性能はアークビートルと比較すると、頭部「アペンディクス」がビームからレーザーに変わり回数が2回に増え、両腕の充填・放熱が半分程度になってスピードが上がった以外は大幅に弱体化し、両腕の貫通能力も失われている。特に装甲がサイカチスと同レベルと非常に薄く(合計125)、アークビートル(合計255)の半分以下。このため一式で比べた場合はアークビートルの方が使いやすい。ちなみにサイカチスと比較した場合も属性の違う頭部以外は装甲と充填・放熱が同等な以外は全て劣っている。
しかしメダチェンジ後が本機の本番。アペンディクスの威力が跳ね上がったドライブAとなり、両腕も充填・放熱が共にゼロ、推進も大幅に増加することでスピードはトップクラスに。
ただしパワー変形のために変形状態を維持するのは難しく、また車両型なので大半の地形との相性が悪い。装甲の薄さも相まって運用には僚機との連携が不可欠となる。
またこの性能から、クリア後の最後のイベントである「メダマスター試験」のパートナー機として最適の機体となっている(クワガタバージョンでは入手できないことや最終戦の相手が異なるため、このイベントの難易度はカブトバージョンの方が低い)。
なお、マスタービートルへの合体はゲームの性質上再現されていない。
メダロットnavi
4と同様、低装甲で変形前の威力が低く変形後に威力重視の車両タイプに変形するパワー変形の機体として登場。ただし4と比べると装甲は上がっている。
カブトバージョンでりんたろうが使用する。
メダロット8・メダロット9
マスタービートルへの合体シークエンスを意識したのか、旧作と異なり飛行タイプに変形する。
変形前は回避性能を高めるMチャージャーの脚部特性を持ち行動もライフルガトリング等の低リスク仕様、変形後は地形の影響を受けづらいアダプターの脚部特性を持ちヘビー(パワー)ライフル・メガガトリング等のハイリスクなパーツ行動となる。
装甲は相変わらず低めだがアークビートルの大幅弱体化により、相対的に装甲と変形前の頭部の威力はアークビートルを上回る事になる。
メダチェンジの仕様変更により、ドライブAには回数制限がない。変形前の頭部は惜しまずに使ってしまってよい。
メダロットS
本作では初のメダチェンジ機体として登場。大まかな機能は8・9に準ずるが、メダチェンジ自体の仕様変更により、パーツ行動・ドライブ行動・チャージ関連の行動を選択する事でターンを消費せず自動で変形できるようになった。変形後の行動に回数制限がないのも今までと同様。脚部の充填冷却は低めだが全体的にアークビートルよりもバランスが取れている。
回避性能自体は高いが、変形後は防御・回避不能な行動しかない為、ほぼ回避は不可能。
純正で運用するなら「まもる」や「なおす」でフォローしてあげよう。
メダチェンジ後の脚部特性はアダプターになっているのでメダルが脚部タイプに対応さえしていれば変形後はどんな地形でも戦えるという強みがある。