「イガイガ…。」
CV:麦穂あんな
概要
プリパラ内に存在する害虫なのだが、後述の習性によりばい菌に近い存在であり、初登場はガァルルがメイン回の59話であり、このイガイガ虫を吐き出したことで、ガァルルは言葉を話せるようになった。その後吐き出されたイガイガ虫は、貴重な資料としてパラ宿のプリパラミュージアムに展示された。
その後87話で「セレパラ」が崩壊し、プリパラとして再起動したことでセレパラのデータを完全消去するために、システムバグの象徴であった紫京院ひびきを排除しようとした際に穴がこのイガイガ虫に変わり、ファルルが心配そうに手にするが、らぁら達の手によって脱出。その後ファルルがどうするか迷っていた際、ガァルルが食べてしまった。
以降のseasonである神アイドルグランプリ編や、続編である「アイドルタイムプリパラ」では登場することはなかった。また、劇中でこのイガイガ虫が何なのかについてもほとんど説明がなかった。
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以下ネタバレ注意!
ところが2021年に始まったWebアニメアイドルランドプリパラにて、前日談である0話でプリパラが原始プリパラにアクセスしようと試みたことで、プリパラが現実世界から切り離されてしまう。
この時イガイガ虫と思われる生物がぷちゅう空間(現実に言う宇宙空間)内で漂っており、その後3話でプリパラの外、すなわちダンプリで存在が確認された。ダンプリでたまたまその日が担当だっためが兄ぃによって捕獲され、めが兄ぃはプリパラのアップデートのアクシデントと何か関係があると推測するが(後に5話でひびきとの会話の結果、今回のトラブルの原因と決定づけた)。さらに突如としてダンプリに現れたダークアイドルに呼応するかのようにダンプリ内で急激に増殖している。
5話ではイガイガ虫はごみや汚れなどから発生する謎の黒い臭気(後にダークパワーと判明)から増殖する習性があること、さらにイガイガ虫の増殖はキラキラに影響を及ばすことが判明。(実際6話でダンプリに現れたダークアイドルが乱射したイガイガ虫がキラキラを打ち消している。)
そして7話で遂にプリパラにまで増殖範囲が拡大。その見た目から逃げ惑う女子プリパラアイドルが続出、プリパラポリスが出動する事態になるものの、対処法として用意された「語尾スプレー」も全く効果なく、地道に捕獲するしか対処法がない。らぁらも捕獲しては洞窟に閉じ込めているものの、増えすぎて対処しきれない状況。
このことからイガイガ虫の増殖を抑えることが課題となるが6話から登場したとある一人ぼっちで泣き虫な大きな女の子の不思議な力によってニコニコ虫という存在に浄化され、明るみの減ったプリパラが徐々に取り戻しつつある。
だが魔王がさらに闇を高めたことにより一気に増殖、凶悪化。女子アイドルたちをコピーして擬態化(確認できた中ではシオン、ドロシー、ふわり、ファルル、あじみの5人)し、能力までコピーするチート能力を手にしてしまう。特にファルルは魔王の手によって、チート過ぎるコピーダークアイドルを生み出してしまう。
しかし11話、あまりとの決闘で改心した魔王がユメ目を解錠した際、アイドルキーから拒絶されたことで闇から実体化した魔王が消滅。
ゆいも復活し、勢いが減ったイガイガ虫もすべて泣き虫な大きな女の子に浄化された。
ただし、魔王が消滅してもイガイガ虫は少数アイドルランド全土に存在しており、今後の騒動のためにイガイガ虫対策会議が開かれひびきは撲滅を意見するも、あまりの勧めもあり、多数決で共存という結果でイガイガ虫を様子見することになった。