・英語圏の男性の人名。
・デニム素材を中心とした日本のファッションブランドはEDWINを参照。
・『鋼の錬金術師』に関するカップリングタグ。本項目で詳述。
概要
主に荒川弘原作『鋼の錬金術師』の主人公のエドことエドワード・エルリックとヒロインのウィンリィ・ロックベルのカップリングを指すタグ。
エドのトレードマークである機械鎧はウィンリィが彼のために造ったもので、これまで幾度となくエドを守ってきた。
ウィンリィはエドやアルと旅をしていないが、彼らが禁忌を犯し、いつ終わるかわからない旅に出る時からずっと変わらない笑顔で彼らを見守ってきた。
そして、エドに対しては彼が元の体に戻るまで自分が機械鎧のサポートをすると断言し、彼が生きて帰れるように常に機械鎧整備士としての修行を積んできた。
対するエドも、普段は憎まれ口をよく叩くが彼女を心から大切にしており、彼女が二度と悲しみで涙を流さないように次に泣かせる時は嬉し泣きさせると決意するなど、こちらも愛情が深い。
と言うか、エドに至っては父の言葉を借りると幼少の頃から彼女にメロメロである。
最終回にてプロポーズ。その後、本当に結婚した。
そして、エドは左脚を結局取り戻さなかったのでこれからも彼女の機械鎧にお世話になる。
二児の子宝にも恵まれている。
一人目はエド似の男の子。二人目はウィンリィ似の子(二人目は性別が分かり辛かった)。
更に、狙ったのかどうかは不明だが、本編の最終巻である27巻は2010年11月22日(いい夫婦の日)に発売された。
末永くお幸せに。
某大手ジーンズブランド
この名前とかけて、このカップルはファンの間では「503」と呼ばれることも多い(原作でウィンリィの泊まるホテルの部屋番号が「503」だったことがあるが、それは作者いわく全くの偶然とのこと)。
2009年版アニメ
最後のOP・レインに、ウィンリィの姿をした真理がエドを迎えるために両手を広げている映像が流れている。
さらに最終回において、前述したエドのプロポーズ(自分の人生を半分やるから、ウィンリィの人生を半分くれという等価交換にならったもの)に対して、ウィンリィは自分の人生を半分どころか全部あげると言う言葉と共に了承している。
等価交換の法則をあっさりとひっくり返すことが出来るウィンリィこそが、エドにとっての真理であり、手放せないものと表してるのかもしれない。
また、レインの最後に、最愛の母であるトリシャの夢を見ながら眠るエドをウィンリィが傍らで見守っている映像がある。
このシーンはウィンリィこそが旅を終えたエドの帰る場所であることを表しており、後述の旧作の結末とは完全に真逆となっている。
エドウィンファンには必見のワンシーンである。
なお、二人目の子は女の子で確定となった。
2003年版アニメ
いわゆる旧鋼と呼ばれる本作では、原作やFAとは違う結末が描かれている。
ウィンリィは物語初期からエドに恋心を抱いており、エドもまた、彼女に思いを寄せていた節がある。
しかし、彼らの状況が原作以上に壮絶だったせいでエドとウィンリィが青春出来る暇は悲しくなるほどなかった。
もっと言えば、主人公達を追い詰めるために用意されたとしか思えない展開が多過ぎて、エドはアルを守るのに精一杯だったのだ。
また、メタ的に言うと2003年版が放送されていた当時、原作でのウィンリィの出番が比較的少なかったことからうまく掘り下げ出来ず、それゆえにエドとの交流をあまり書けなかったことも原因と思われる。
結末を手っ取り早く知りたい人は、エドが錬金術の存在する世界から現実世界へと飛ばされてしまう、という旧鋼最終回の展開を把握した上で、完結編である劇場版「シャンバラを征く者」を見てみることをお勧めする。
はっきり言ってしまえば、原作とは対照的な、非常に切ないビターな感じの結末を迎える。
「シャンバラ~」公開当時、エドウィン派のファンは「せめて相手がアルでも…」といった思いをも打ち砕くその扱いの悪さに衝撃を受けた人も多く、当時のウィンリィの声優である豊口めぐみ女史も「ハッピーエンドが良かった」と語っている。
ウィンリィ「もう、待たせてくれないんだね」
関連イラスト
・青春期
・夫婦