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エルドアン

えるどあん

レジェップ・タイイップ・エルドアンとは2008年からトルコで活躍している大統領である。

概要

2008年からトルコの大統領になった政治家。
国祖ムスタファ・ケマルらはオスマン帝国のようなイスラム教による統治を廃し、世俗国家としてトルコを建国した。
しかし世俗国家トルコが成立した後も国の内部では世俗主義とイスラム教がせめぎ合い続けてきた。
イスラム主義政党「公正発展党」の政治家である彼が大統領に選ばれた事じたい、イスラムの潮流がトルコに強く存在してきた表れである。

姦通罪を復活させようとしたり、「新たなオスマン帝国」の憧憬を語りもする。政治集会においてイスラム教を賛美する詩を読み上げたことで「イスラム原理主義の扇動」のかどで逮捕されたこともある。

彼は自身に批判的な人々、またクルド人に対して強権的な姿勢に出ている。
言論の自由への弾圧も行い、シリアの反体制派勢力に武器密輸をした疑惑を報じた新聞の編集長と支局長を禁固刑にしたりとジャーナリストに対する検閲、妨害、弾圧を大っぴらに行っている。
他のトルコ人に対しても、国家によってインターネット上の国民の閲覧情報を政府に押さえさせる事を認めさせたり、任意のウェブサイトの閉鎖も可能とするプライバシーや表現の自由の侵害も容認している。
ただし、世俗主義の側も強権的な手法は使っており、イスラム主義を抑え込む名目でムスリマスカーフの公の場での着用を禁じたりしている。
宗教的な詩を政治集会の場で読み上げただけで批判や注意されるだけならまだしも逮捕までされる、というのは日本やアメリカでは考えられないだろう。

強権的であっても彼が一定の支持を集めるのは、開発の遅れた地方を援助し、伝統的・宗教的価値観の強い住民たちの支持を得たという背景もある。

ロシアプーチン大統領と仲良くなることを進めていたが、2015年のロシア機撃墜事件で撃墜した犯人だと扱われた挙句、ISILを支援した疑惑が浮上した。
その後、2016年7月にトルコで起きたクーデターでアメリカが関与した反動か、プーチン大統領に謝罪して、露土関係を元に戻した。

クルド人に対しては高圧的なだけでなく、クルド人への迫害に対して謝罪したり、独立派のリーダーと和平交渉を進めたりと硬軟織り交ぜた対応を行っている。
こうしたクルド人との融和の模索や、ISILに対しての敵対・対決姿勢を明確化したことで国民に安心感を与え支持率を高めた。

関連タグ

トルコ クルド人
ISIL

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