もしかして→ゲームボーイ版『メトロイド 2 RETURN OF SAMUS』のCMの宣伝文句「メトロイド オモロイド」
ストーリー
人々が平和に暮らすディフォルメ星に、惑星ビースターのビュアリン率いる悪の軍団アクレムリン軍が侵略を開始した。
ディフォルメ星のカワラス国王と王子オーク・カワラスは、スーパーコンピューター「ディフォルメス」を用いて可変メカによる防衛軍ポンタゴンを組織し、アクレリン軍に対抗する。
概要
1980年代に日東科学が製造販売したオリジナルロボットのプラモデルシリーズで、二頭身のユニークな外見で兵器やメカアニマルに変形するロボットのデザインを大河原邦男が手がけ、キャラクター関連の設定は漫画家のときた洸一が手がけた。
「ダース・ボス」「グ・ロット」「ズィーバー」「タ・ペット」「ピ・ボット」「グリンク」の6種類をリリースしたところで、版権がサニー・インターナショナルに移り、以後のシリーズは同社から販売された。欧州でもエアフィックスから「Web Warriors」のタイトルで販売された他、サニー廃業後は韓国アカデミー科学や中国キテックに金型が渡って生産されていた。
オモロイド達の外見は、タツノコプロのアニメにでてきそうなユニークなデザインをしており、ポンタゴン軍は飛行機や戦車や潜水艦に、アクレムリン軍は恐竜や翼竜や巨大昆虫といったモンスターに変形する。意外とストーリー自体はハードだったりする。
また、「グ・ロット」「ズィーバー」「グリンク」は、コミックボンボンに連載されていたプラモ漫画の金字塔「プラモ狂四郎」において主人公の京田四郎に対する敵役三人が使うプラモとして登場し、「オカルトパワー」と称した、パーツをバラバラにしてからオリジナルの八頭身ロボに合体すると言う離れ業をやってのけた。これはパーツに金属片を仕込み、電磁石によって合体するものなのだが、八頭身ロボの形状通りへと合体するのにはやはり無理があるため、離れ業と呼ばれても仕方が無いだろう。
その後に起きた日東化学の社屋火災で一部の金型が焼失。残りも倒産の折に売却されている。
そして2021年
オモロイドの精神的続編、『エヴォロイド』をコトブキヤが発売。
デザイナーはしっかり大河原邦男、ジェットンはどう見てもピ・ボットのリメイクである。
そして本作にも新たな動きが…外部リンク リープフロッグ公式
ポンタゴン軍
ポンタゴン軍の主力&主人公機にあたる可変艦上戦闘機。形式番号はKAWARAS F-1A。
ロボット型から可変翼をもった戦闘機型へと変形する。
一応量産機でもあり、001号機がオーク・カワラス王子の専用機となっている。
可変支援戦闘機FPA-9000ZSことフリッパーと合体する事で「デルタ=ピ・ボット」になる。
また後継機として、KAWARAS F-11A こと ピ・ボットMk-II も登場する。
赤のボディカラーがまぶしいポンタゴン軍の主力可変戦闘攻撃機。形式番号はKAWARAS FA-12B。
ロボット型から可変翼をもった戦闘機型へと変形する。
ピ・ボットより後発である事も手伝ってポンタゴン軍最速でパワーも最強という主人公を食ってしまいそうなスペック持ち。
後に可変機動戦車 TM-3CV こと タンデムの登場により地上戦でも活躍できるようになる。
専用機も二機確認されており、グリーングレー系のカラーリングとシャークマウスのペイントが施した「ファイアードラゴン2」の愛称を持つティアル・プルシアン大尉用スペシャルチューン機と、試作タイプをチューンしてピンクのカラーリングにしたレミア・ラック専用カスタム機「スーパーラビット」がある。
大鵬薬品の胃腸液ではない。ミスターヘリの大冒険でもない。
ポンタゴン軍の可変ヘリコプターで、ロボット型からヘリコプター型に変形する。形式番号は「FS-3B」。
ポンタゴン軍の可変潜水艦。ロボット型から潜水艦型に変形する。形式番号は「MM-8N」。
グリンクに対抗する為、両肩に超強力な魚雷を装備している。
ポンタゴン軍の可変地底戦車で、ロボット型からドリルタンク型に変形する。形式番号は「LA-6A」。
厚い装甲を持っているが、用途が特殊だった為量産はされておらず、設定上は20機ほどしかつくられていない。
ポンタゴン軍の陸戦用メカで、肩にキャノン砲がついていないガンタンクの様なものに変形する。
商品自体は告知のみで発売はされなかった。
某ツインビーの3Pではない。ビック・パーとの連係プレーが得意な戦闘機に変形する。形式番号はFA-15C。
設定上は、ピ・ボットやタ・ペットと共にポンタゴン軍の第一独立部隊を構成するのだが、告知のみで販売はされなかった。
対ダース・ボス用に開発された大型メカ。輸送機に変形する。形式番号はAA-1X。
告知のみで商品は販売されなかったが、内部にウィン・ビーを多数搭載していると言う設定の為、機体の大きさ的には最大だったのではと推測される。
アクレムリン軍
アクレムリン軍最強のZグレードスクランブラーで、帝王ビュアリン専用機。
ラスボスとしては珍しく、トリケラトプス型に変形する。
なおトリケラトプスと言いながらも角は無く、プロトケラトプスと言った方が近いかもしれない。
アクレムリン軍のXグレードスクランブラー。
水中でも行動可能な量産機で、ブロントサウルス型に変形する。
アクレムリン軍初の量産機でビーストモードでは口から冷凍光線を吐く。機動性で劣るのが難点。
空中をマッハ3で飛ぶVグレードスクランブラー。プテラノドン型に変形する。
一般機はライトブラウンを基調とした色だが、女性エースであるシェリー・レイラー中尉専用機は右手をオプションのマシンガンに換装したパープルを基調とした機体で、イラストはそのシェリー機である。
グ・ロットを発展させた水中戦用Sグレードスクランブラー。首長竜型に変形する。
後にスペースグリンクという、バックパックやセンサー等を強化した宇宙戦用機も開発された。
イラストはシェリー専用機カラーで、一般機はグリーン系の塗装。スペースグリンクはブルーが基調となっている。
ポンタゴン軍の航空戦力に対抗する為に開発されたTグレードスクランブラー。
所謂サブフライトシステムに変形して他のスクランブラーを乗せる事が可能。主にダース・ボスが使用した。
作業用メカとしても機能し、他機からのコントロールで無人でも動かせる、と益々ガンダムシリーズのサブフライトシステムである。
飛行能力と強力な角と厚い装甲を持つDグレードスクランブラー。カブトムシ型に変形する。
実はダース・ボスと競作された機体で、コンペに負けてしまったオリジナル機は特殊攻撃隊隊長であるドルテモ・ランク大佐の専用機として完成。レプリカも数機製作された。
地上制圧用の量産型Mグレードスクランブラー。丸い目をしたトカゲ型に変形する。
シリーズ商品としては後発だが、設定上はアクレムリン軍で最も量産された戦闘員的な機体。
そのため、機体ごとのバリエーションも多かったようである。
爆撃を得意とする空中攻撃メカ。でっぷりとした体形の鳥(スズメらしい)に変形する。
商品自体は告知のみで発売はされなかった。
エリマキトカゲ型に変形し、逃げ足が速いという当時の世相をダイレクトに反映したメカ。
商品自体は告知のみで発売はされなかった。