CV:中原茂
基本データ
型式番号:BP-500X
全高:5.4m
概要
覆面パトカー、翼竜、人型へと多段変形が可能なロボット。名前は「影の狼」を意味するものであり、あえて漢字表記するなら「影狼」である。気象現象の「陽炎」や、昆虫の「蜻蛉」ではない。
正式なブレイブポリスではなく、シャドウ丸完成のために作られた試作機であり、配属前の訓練相手を務めていた。
完成後は超AIを初期化し、他部署への配属を予定されていたが、自分自身の心の意義と記憶を失わないようにとの思いから、初期化される前に脱走。その最中、正規配属されていた当時のメンバーと出会い、改めて心の存在についてを考えさせる結果となった。
説得後、一時姿をくらますが、生みの親である新庄健により拉致。AIを初期化されエクセレント社の新型空母アビスの頭脳として組み込まれてしまう。アビスが水圧で崩壊し始めたとき、一時的に意思が蘇り、彼らを脱出させた。
ブレイブサーガでは
前作のブラックガイン同様のゲスト枠であったはずが、あまりに人気が高かったためか、ゲームでは無事ブレイブポリスとして復帰した。その場合、『自分自身の心の意義と記憶』を継承した結果、二次創作など数々の媒体では兄馬鹿となっている。もっとも氷竜の様な世話焼き型ではなく、ある程度放置しながらも影ではこっそり守っているという見守りタイプ。
なお、シャドウ丸の為の試作機という立場を冷静に分析すると、自分を元に改良した=後継機=親子というのが、世間一般的なロボット間親子の定義なので、兄馬鹿と親バカの中間に居る、という設定が多い。
スパロボ30では
ジェイデッカーが参戦した『スーパーロボット大戦30』ではVXT三部作におけるブラックマイトガインポジションとして隠し機体として登場。
ゲームでは原作の新庄健の手でより暴走してしまい(ただしビルドタイガーの登場が早まりそれに加えて新庄の背後に自称神が関与されている)やむなくシャドウ丸の手で破壊せざるを得なくなってしまうが、冴島と藤堂が密かに超AIを回収、修理を行い沖縄でリハビリしていた。
そして沖縄で勇太に襲ってきた刺客から守っていたシャドウ丸を支援すべく登場・合流し、新たなるブレイブポリスに加わる。
スペックは劣るが、代わりにシャドウ丸とカゲロウの合体攻撃「ブレイブニンジャアタック」が付与されており、一応火力は補える。