プロフィール
年齢 | ???歳 |
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出身 | ギュータ |
得意呪文 | 攻撃、防御、属性などを問わずあらゆる呪文を使いこなせる |
好きなもの | 野に咲く花 |
嫌いなもの | 泣きごとを言う奴 |
一人称 | アタシ |
概要
ギルドメイン山脈の高山に位置する天空の隠れ里であるギュータに住む老齢の女性で、里を建築した幻の賢者バルゴートの娘。現在の里の長であるが、普段は孫「チョコマ」達と一緒に畑仕事などをしながら静かに生活を送っている。
マトリフに対しては実力は認めているものの、本人に面と向かって「クズ」「ゴミ」などと性格面を散々こき下ろすほど風当たりが強い。
アバンストラッシュを極めるために里に来たアバンに対し、ギュータは昔から実力主義だという理由で勝負に出る。
呪文と格闘技を両方極めており、ロカからは「殴って蹴って呪文もマトリフ並みでは魔王と同じ。レイラも「近づいても離れてもやられる」と評される強さである。
対するアバンは『自分のために老齢の身体を起こし全力で自分を試してくれている。 初対面の自分に、ここまで向き合ってくれているのにスタミナ切れを狙うなんて無礼だ』と真っ向勝負を挑み、バギの空気流を乗せた拳に同方向の気流を押し当てることで場外に吹き飛ばした。
しかし戦いに勝つ事よりも認めてもらいたいアバンは壁に激突する前にカノンを受け止め、マトリフの懇願もあって一行に力を貸す。
ギュータにある武術や魔術を高めるための鍛錬施設を始め、アバンのために書庫を貸し出したりと協力してから10日間の月日が流れると、アバンが見つけたある書物を目にし一度は咎めたが『・・・お前さんの事だ、あらかた頭に入ってしまったんだろ? この書物は 持ってお行き。中途半端に試されるよりは、マシさ』とその書物を持たせる。 その後、アバンの第三の必殺剣習得のための修練内容を知った時『なんで、こんな危険なものを選ぶかね この子は・・これは、やめておき。』と呆れ、それが記載されている書物を一時的に預かる。
マトリフとの会話の中で、アバンのために修練を受けさせる決断を下しギュータ最下層にある
【逢魔窟】へ案内し彼に修練を挑ませた。
その後、現れたキギロの分裂体の襲撃を退きながらアバンがいる逢魔窟へ突入する前にマトリフに制止される。一度はその制止を振り切ろうと試みるが、マトリフからある事を聴くことになった。
装備
- ギュータの法衣
- 隠れ里ギュータで製作された法衣。マトリフのものとは、デザインが少々異なる。
- 格闘
- 己が鍛え上げた身体能力から繰り出される武術。
呪文
関連タグ
バルゴート:聖地ギュータの先代の長にして伝説の大賢者、カノンの最愛の父。
マトリフ、まぞっほ、ディードック:父・バルゴートの元で共に修行した兄弟弟子。言動からするとディードックやまぞっほは弟弟子だった模様。
【鎮魂歌】
キギロが倒された直後、アバンからバルゴートの杖を受け取りアバンに協力したマトリフに感謝するが「……おかげでなんとか間に合った」と意味深な言葉を告げその場を静かに去った。
翌朝、弔いの鐘がギュータ中に響き渡りマトリフが駆けつけるとカノンは既に息を引き取っていた。
父と同じく自身の運命を感じ取ったカノンは里の主要人物にそれを伝え、マトリフ達がここに来ると自分に気兼ねしないよう彼等には秘密にするよう命じていた。
なおチョコマの一家とは実は血が繋がっておらず、本当の祖母を亡くしたチョコマの為に祖母の代わりを務めていた。マトリフに対しても「忌々しいがそのクズが胸中から出て行かない」と漏らしており想いを寄せていた事が示唆されている。
死後残された民はギュータの麓の村落に移住し、ギュータも『膨大な技術や知識を悪用されるわけには いかない』というカノンの要望により呪法で空間的に永遠に封印されることになった。