概要
ポケモンXYから確認されるポケモンのステータス画面右下に位置している紺色の五角形のシンボルのこと。
XYの舞台であるカロス地方でのみ確認されたシンボルな事からカロスマークと呼ばれているが、後にルビーサファイアのリメイクであるORASでも確認されたため、第六世代マークという呼ぶ人もいる。そのため、違う地方を舞台とした作品でも付く現状唯一のマークとなっている。
ただ、カロス地方の全景はなんとなく眺めていると五角形に見えなくもないので、五角形はカロス地方を意味するものとみて間違いなさそうかもしれない。
これは、ポケムーバーで第5世代以前から連れてきたポケモンには付かない。旧作から持ってきた親のタマゴから生まれた個体にはちゃんと付く。よってオシャボ厳選は環境さえ整えば可能。
ポケモンの公式レーティング大会であるΩR・αSリーグの出場はこのマークが付いていないと参戦できない。
ふいうちゴローニャやマルチスケイルルギアといった第五世代以前の環境でないと覚えられない技を覚えてたり入手できない隠れ特性を持った種族にはこのマークが付かないため参戦は不可能となる(ただし、禁止級解禁大会でカロスマーク限定の大会が開かれた事は今のところ無い)。
日本では前売り券を複数買わなければ入手できなかった特別な技を覚えた色違い三犬など、過去のシリーズで配布された期間限定配信ポケモンを持っているプレイヤーと持っていないプレイヤーの格差を解消することが目的だと思われる。
一方、限定配信でもない過去作産ポケモンが閉めだされるため、実質的な互換切りとなり、新しいポケモンの厳選と再育成を強いられることになるため不満を覚えたプレイヤーも少なくはない。
一応の救済策として、XY・ORASを使えば過去のシリーズに登場した禁止級・準伝説は全て捕獲できるようになっており、幻のポケモン以外はすべてカロスマーク付きの個体を入手できるようになっている。
第六世代に登場する伝説・幻のポケモンは全て最低でも3Vになる仕様上、乱数調整と比べると格段に理想個体の厳選が難しくはなっているが、理想個体ではない「高個体値」程度ならば比較的簡単に入手しやすくはなっている。