ガイナ
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がいな
主に中四国地域で用いられる方言。圧倒的な質や量に対する感嘆を示す言葉。
曖昧さ回避
主に中四国地方で用いられる単語。ただし地域によってニュアンスは微妙に違うので要注意。
徳島県(徳島弁・阿波弁)では「(主に物理的に悪い意味で)強い・乱暴」、鳥取県(因州弁・倉吉弁・雲伯弁)では「(質量的に)大きい」、愛媛県(伊予弁)では「予想外(想定外)」、香川県(讃岐弁)では「(主に良い意味で質量的および精神的に)ものすごい」という意味。
なお、特に香川県(讃岐弁)では活用形容詞としての用法が強くなるため語の構成が「がい(意味のある言葉)+な(助詞)」となっている。つまり語られる状況によって助詞部分が活用を起こして変化する。この用法による変化系に「がいに」というものがあり、こちらは「(他者に対して)すごく」あるいは「とても」という意味になる。
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