概要
アーク灯や白熱電球などの電気による照明が普及する前は街灯として一般的に使われていた。
種別
魚尾灯
単純にガスを燃焼された炎で周囲を照らすタイプ。
構造は単純であるが光量は少ない。
白熱ガス灯
内部にマントルを設け、ガス燃焼による炎でマントルを加熱して発光させるタイプ。
魚尾灯と比べて光量が大きい。
構造としてはキャンプなどでお世話になるガスランタンを想像すればいい。
余談
- 日本においては天然ガスが豊富に取れる越後地方(新潟県)などで、天然ガスを用いた一種のガス灯が使われていた。
- 東京ディズニーシーの「アメリカンウォーターフロント」には本物のガス灯が設置されている。
- 長崎市の思案橋付近の街灯は、本物のガス灯が使われている。