概要
機動戦士ガンダムさんの単発シリーズ。機動戦士ガンダムの世界に転生したヤクザの活躍を描いている。
あらすじ
昭和21年、太平洋戦争後の広島の復興を手伝う喪蛭組の若頭の悪室霊。急に慈音組の鉄砲玉の奇襲によって命を落とした。
だが、再び目を覚ますとそこは機動戦士ガンダムの世界であった。
ハロによれば本物のアムロ・レイが手違いで爆死し、金の鎧の世界に転生してしまったのでバラバラになった体を繋ぎ合わせ、悪室の魂を転生させた。
転生の際に得たスキルの「モビルスーツ操縦SS」によってガンダムを操縦できる様になった悪室は、極道流のやり方で一年戦争に挑む。
登場人物
悪室霊(あむろれい)
本作の主人公。三白眼。
喪蛭組の若頭を務めていたヤクザだったが、慈音組の急襲を受けたことで死亡。
目を覚ますと『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイに転生しており、アムロの代わりにガンダムに乗って戦うことになった。
前世のトラウマから慈音組と同名のジオン軍を恨んでいる。
第二次世界大戦中は旧日本軍に従軍していた。呉で空襲にあった時、妹が死んだ事がトラウマになっている。
ハロ
『機動戦士ガンダム』のマスコットキャラクターだが、「マスター」なる人物に仕えており、死亡した悪室の魂をアムロの体に転生させた。
アムロ・レイ
『機動戦士ガンダム』の主人公……なのだが、何らかの手違いで爆死してしまう。
その後バラバラになった体は繋ぎ合わされたものの、彼の魂は別の世界に転生したため代わりに悪室の魂が入ることになる。
ブライト・ノア
悪室霊にビビっている。カウンターで掌底を入れてしまった時は、『組長にもぶたれた事無いんじゃがのうッ・・・!!!』と言われた。
ギレン・ザビ
ガルマの国葬の時に『何故じゃ!!?』と叫んだことから転生者の可能性あり。
マスター
ハロとよく通信している。シルエットが富野由悠季に似ている。
ランバ・ラル
転生者の一人だが、グフから降りている所を悪室霊に襲撃され死亡。
リュウ・ホセイ
ある日ハロがマスターと会話している場面を目撃してしまい、その結果……