キハ41
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きはよんじゅういち
キハ41形とは、JR西日本の一般形気動車である。
1998年のJR西日本播但線姫路駅~寺前駅間の電化に際して、非電化で残る寺前駅~和田山駅間の単行運転用の気動車が不足することから、片運転台のキハ47形(1000番台)に運転台を取り付けて両運転台とした車両。車番は「キハ41形2000番台」とした。5両が在籍する。
増設した運転台は種車の構体をそのまま利用した切妻タイプ(メイン画像)で、既設運転台と全く形状が異なる特徴的なものとなっている。トイレと水タンクは増設した運転台のすぐ後ろにある。
元々国鉄時代にキハ47の両運転台バージョンとして計画されてはいたが、キハ47の客用ドアは乗務員室から離れており、当初意図したような運用に不向きと分かったため実際には製造されず、代わりにキハ40を増備した経緯がある。勿論、この計画時点では改造車で切妻になっている側の前頭部も、キハ47の本来の運転台のまとまった外形をしている。このようなやっつけ仕事的なものに変わったのは、113系3800番代などの影響があろう。
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