概要
兵庫県神崎郡神河町大字鍛冶小字八重向にあるJR西日本播但線の駅。
神河町の中心部にほど近く、町役場も当駅の近辺に所在する。
1894年7月25日に前身の播但鉄道により開業し、当時は終点だった。
当駅以南は姫路・西播磨都市圏に属しており、もともと姫路駅からの普通列車は、ここで折り返すものが半数以上を占めていたが、1998年3月14日の姫路〜寺前間の直流電化に併せて、普通列車は当駅で運行系統を分割することとなり、現在は姫路方面と和田山方面を直通するのは特急はまかぜのみである。
また全国共通の交通系ICカードも、姫路方向はすべての駅で使用可能だが、和田山方向は対応駅に限りがある。
駅構造
島式ホームと単式ホームを1面ずつ持つ2面3線の地上駅。普通列車は島式ホームの1・2番線を主に使用。一方に姫路方面行き、他方に和田山方面行きが停車して、双方の列車の相互接続を図っている。
特急はまかぜは上下ともに単式ホームの3番線を専用する。
普通列車 | ||||
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のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 隣の駅 |
1〜3 | 播但線 | 北行 | 和田山行き | 長谷駅→ |
〃 | 〃 | 南行 | 福崎・姫路方面 | ←新野駅 |
特急はまかぜ | ||||
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
3 | 山陰本線直通 | 北行 | 豊岡・鳥取方面 | |
〃 | JR神戸線直通 | 南行 | 神戸・大阪方面 | 姫路駅で向きが変わる |
関連
肥後大津駅(熊本県):豊肥本線の電化区間と非電化区間の境界駅だが、普通列車にも当駅をまたぐ便(主にキハ200系)が朝夕を中心に存在する。また、寺前駅と同じく単式ホームが3番線。
電化区間と非電化区間とで運行系統が分断される駅