人間態 黒兵衛:外山高士
CV:市川治
概要(TV版)
日本全国に爆薬を仕込んだダルマを全国に売りさばき、その爆発で日本中を混乱に陥れようとしていた狐の化身忍者。
墓場から掘り起こした死体の肉を食らうことで栄養源とする。
分身の術で二体に分かれ、それぞれが独自に行動できる。
商人、黒兵衛の姿で爆弾を仕込んだダルマをあちこちにばらまき、子供たちをさらったりもしていた。
嵐との最初の決戦では磁石吸い寄せの術で、その愛刀速風の威力を封じてしまい、退却に追い込んでいる。
その後、タツマキ、ツムジの二人を捕虜とするものの
カスミと共に再び決戦にのぞんだハヤテとの再度の決戦で、嵐はいつのまにか愛刀速風を磁石に吸い寄せられない金属の刀に作り替えており、ギバギツネの分身攻撃も、秘剣影うつしを使うことで『影が映らない方が分身である』と見破られてしまう。
そして、とどめの一撃として嵐旋風斬り。
ギバギツネは敗れ、人間態黒兵衛の姿に戻った上で自爆した。
石川賢の漫画版『変身忍者嵐 外伝』
顔盗みのカワウソ(作品中では顔なしカワウソと呼称)と共に血車水軍の地獄船に乗って琵琶湖に現れ、贋金造りの技術者などをさらったりしていた。
贋金が琵琶湖周辺で大量に使われているのを知ったハヤテたちがやって来たのを見つけたキバギツネは、カスミとツムジを『血車忍法悪夢の術』で操り、ハヤテとタツマキを襲わせた。
カスミとツムジの不意討ち攻撃を危うくかわしたハヤテが、それを操るキバギツネを見つけ、決戦となる。
口から火を吐くキツネ火攻撃や、得意の分身の術などでハヤテをさんざんに苦しめるが、ハヤテは嵐に変身の上、秘剣影うつしでキバギツネの本体を見破り、その右腕を斬り落とす。
右腕を斬られたキバギツネは血車水軍の地獄船を呼び寄せ、その砲撃により嵐を攻撃。
嵐が木っ端微塵になったと判断したキバギツネはタツマキ、カスミ、ツムジの三人を地獄船まで連行したが、そこで血車党下忍に変装していたハヤテが再びキバギツネの前に現れる。
顔なしカワウソと共に変身忍者嵐との決戦に挑むキバギツネだが、嵐の旋風斬りに敗北し、共々に斬られる。
血車水軍の地獄船も二名の化身忍者と共に爆発したが、変身忍者嵐はタツマキたちと、地獄船にとらわれた人たちを救いだし、間一髪で脱出する。