触れた雨粒は・・・空中に固定できる・・・
『虹』を渡るように・・・『ガラスの板』の上を歩くように・・・・・・雨は降りそそいでいるとは限らない
概要
【破壊力 - C / スピード - C / 射程距離 - B / 持続力 - B / 精密動作性 - D / 成長性 - D】
第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するブラックモアが扱うスタンド。雨を空中に固定する能力を持つ。虹が描かれた仮面のようなスタンド像を持っている。
雨粒の上を歩いたり、固定した雨で敵を切り裂く、貫通する等の攻撃が可能。また雨の中であれば自由に移動できるに留まらず、本体の身体を分割・個別に移動させる芸当も出来る。
本人のセリフ等から、あくまでも雨粒だけを固定する能力であり、通常の水の固定は出来ない様子。また固定した雨粒も雨が止むと水になってしまう為か固定が解かれるので、実質的に雨の日にしか能力の使用は不可能。
物質を空中に固定する能力に関しては、5部に登場したサーレーの「クラフト・ワーク」に近い能力でもある。何でも固定化できるクラフト・ワークの方が優秀なスタンドに思えるが、射程や持続性に関してはこちらの方が上である。
余談
スタンド名はディープ・ハープルのギタリストであったリッチー・ブラックモアが、同バンドを脱退したのちに結成したバンド「レインボー」の楽曲『Catch The Rainbow』に由来すると思われる。更なる余談であるがレインボーのセカンド・アルバム『Rainbow Rising(邦題:虹を翔る覇者)』のアートワークには物理的に虹を掴む腕が描かれている。
正直、過去の水に纏わるスタンドの中では、ハズレな感じが強い。
因みに、世界で1番雨が降る日が多い地域はオーストラリアのマッコーリー島、次点でアメリカはアメリカなのだがグアムである。地理的にもハズレな感じが強い。
本体のブラックモアが判断力・洞察力・機転のいずれも富んだ傑物だったから良かったものの、凡人ではまともに使いこなすのは無理そうである。