概要
地球連邦軍が開発したスペースノア級万能戦闘母艦の参番艦。軍でのコールサインは『アイアン3』。
テスラ・ドライブと8基のロケットエンジンを搭載しており、宇宙空間や大気圏内、水中を航行することが可能なほか、パーソナルトルーパーやアーマードモジュールなどの機動兵器を搭載数や対艦戦闘能力にも優れている。
最大の特徴は、艦首モジュールに搭載されている超大型回転衝角(対艦対岩盤エクスカリバードリル衝角)であり、衝角を回転させながらブレイク・フィールドを展開して突撃し、敵艦や要塞のバリア、隔壁などを突破するだけでなく、地中を潜行することも可能である。
艦体に装備されている鋸状の超高周波振動ブレードはドリルの使用時に連動して作動する他、クロガネの主翼であるブレードウイングに付いているエッジも超高周波振動を起こすことが可能である。
DC戦争時にディバイン・クルセイダーズの旗艦として使われていたため、公式には存在しない物とされている。また、乗組員も元DCの関係者が大半であり、軍籍のない非正規の乗組員も多く、訳ありの機体も所有しているため、基本的にお尋ね者として扱われているが、OG外伝では様々な事情もあってか、協力者として扱われている。
以後は単艦の部隊として、元DC・元シャドウミラーに属した人物や機動兵器、異世界からの来訪者などの表では行動しにくい者の受け皿として機能しつつ、PMC(民間軍事会社)に近いスタンスで秘密裏に行動しているが、数多の大戦をハガネ・ヒリュウ改の属する鋼龍戦隊と共に戦った事で、軍上層部からは事実上「鋼龍戦隊の分隊」と認識されている事が多いが、度々便宜を図っているレイカー・ランドルフ准将は「知らぬ存ぜぬ」のスタンスで一貫してシラを切り通している。
艦長は基本的にエルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカー)が務めているが、OGのリュウセイ編では終盤にダイテツ・ミナセが艦長を務めていた。
また、OG2のオペレーション・プランタジネットでシャドウミラーに寝返ったリー・リンジュンのシロガネの砲撃を受けてハガネが大破した後、レーツェルから託されたテツヤ・オノデラが艦長代理として乗艦していた。
第2次OGでは、元コロニー統合軍のクルト・ビットナーが務めている。
メカニックデザインは宮武一貴。
スペック
全長:552m
重量:不明
推進機関:ロケットエンジン×8
空中浮揚機関:テスラ・ドライブ
装甲材質:超抗力金属
開発:地球連邦軍
所属:地球連邦軍⇒ディバイン・クルセイダーズ⇒クロガネ隊
武装
対空機関砲×多数
VLSホーミングミサイル×16
艦首魚雷発射管×2(ちなみに弾頭がドリル型)
連装副砲(実体弾)×4
連装衝撃砲×6
超大型回転衝角×1