データ
初出 | 第7世代 |
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威力 | 100 |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
タイプ | ドラゴン |
分類 | 特殊 |
対象 | 相手全体 |
効果 | 相手がそのターン中に使用者よりも先に技を使用していた場合、相手の特性を無効化する |
概要
第七世代から存在する技。
飛び上がってZ型の跡が残るように光線を放ち、地脈のエネルギーを大爆発させる大技。
ジガルデの4つある専用技のひとつで、どこかにあるコアを通じて習得可能。
ちなみにいかにもパーフェクトフォルムしか使えないようなエフェクトではあるものの、10%だろうと50%だろうと普通に使用できる。
ポケモンの技としては珍しい、当てた相手の特性を完全に無効化してしまう効果を持つ。
いかに強烈な特性であろうと無力化してしまえば制圧は難しくない、と言う事なのだろうか。
ちなみに、みがわり状態に技を防がれた場合でも対象をとくせいなし状態にできる。みがわりが消えたかは関係しない。
但しこの技、かなり使いづらい。
理由としては特性を無力化させるには相手が先に行動していなければならないと言う余計な一文が付いているから。
高速アタッカーである10%フォルムはともかく、最鈍足になるパーフェクトフォルムもそこまで遅くない。そして速い相手に限ってジガルデに相性上有利な相手がゴロゴロいると言うジレンマ。
さらにこの技は特殊技である。
ジガルデが習得できる積み技には「とぐろをまく」や「りゅうのまい」があるが、いずれも攻撃アップなのでこの技には恩恵が無い。
そして役割破壊の特殊技なら「りゅうせいぐん」が競合する。これに関しては連発可能な強みがあったり、パルキアの「あくうせつだん」という前例もあるのだが・・・。
一応ドラゴン技では珍しい全体攻撃と言う特徴があり、ダブルバトルでは有用性は高まる。特性無効が発動しなくても、味方が倒し漏らした相手を通りやすいドラゴン技で倒し切れれば十分である。また、態々遅くする調整を取らずとも、「おいかぜ」や「トリックルーム」で相手から早くなってくれる事も多い。
ただやはり、素早さを補う手段が豊富なので「先に攻撃した場合」であったほうが使いやすかったであろう……。
そう考えると残念な仕様である。