「おれの名はサソリブラウン! 世界最強のアンドロイドだあ!!」
概要
CV:大宮悌二
『人造人間キカイダー』第10話に登場するサソリ型ダークロボット。第1話のプロフェッサー・ギルの構想によればサソリホワイトになる予定だったらしい。
身長:182㎝、体重:85㎏。
地中を掘り進む術に長けており、ハサミの先からはドリルを出して岩盤を突き破る。左腕に「アームストロングガン」という強力な機関銃が内蔵してある。また、尻尾の先には殺人エネルギー照射装置が付属しており、人間を一瞬で蒸発させるほどの高熱を持った破壊光線を放つ。
この殺人エネルギー照射装置を作り出した中堀教授を捕らえ、もっと強力な光学兵器を量産させるべく暗躍した。教授の娘を人質に取るなどの卑劣な手段の果てに殺人エネルギー照射装置のコアとなる物質「ウルトニウム」(某有名特撮とは何の関係もありません)の眠る場所を知り、意気揚々と発掘しに行こうとしたところでキカイダーに待ち伏せされ、デンジエンドを受けて崖下に叩き落とされて爆死した。
アニメ版
当初の予定通り第9話にてサソリホワイトとして登場。武器はハサミに仕込まれた高火力レーザー砲。
プロフェッサー・ギルの刺客としてジローらを襲撃したが、登場早々にサブローに頭部を撃ち抜かれて破壊される。
小説版
『人造人間キカイダーTheNovel』では「オレンジアントと同じく地中活動用に開発した」と言う設定になっている。ただし尻尾の先にはビーム砲ではなく毒針が付属している。
終盤で再登場し、ダーク本社ビルに殴り込んできたキカイダーを襲撃するものの、片腕を斬り落とされて自分のドリルで脇腹に風穴を開けられた挙句、最後はダブルチョップを受けて爆発四散してしまった。
キカイダー02版
2巻で登場。尻尾のビーム砲は高層ビルを貫通するほどの威力で、インターパシフィックホテルを砲撃して環境学者のロボロフスキー教授をはじめ52名を殺害、100名以上の重軽傷者を出した。
DARKアジトに捕らえられたミツコを救うべく突貫したジローとヒナノの前に姿を現し、ハサミとビーム砲で二人を始末しようとするも、チャージ中の尻尾をジローに強引に自分の背中に突き付けられ、自滅する。