CV:小宮有紗
概要
アニメ『牙狼〈GARO〉~炎の刻印~』の後日談である『DIVINE FLAME』の登場人物。
バゼリア王国の美しき姫。
容姿端麗な黒髪の女性でダリオ・モントーヤが仕える主君でもある。
※以下、ネタバレ
5年前に起きたバゼリア王国の滅亡で既にこの世を去ったとのことであったが、実は使徒ホラーであるニグラ・ヴェヌスに憑依されて生き長らえていた。
かつては平和に暮らしていたが、5年前にホラーに襲われ、その時に強酸の唾液で顔を焼かれてしまった。
一命は取り留めたものの、美しかった顔を失った絶望から正気を失ってバゼリアを焼き払うという凶行に走ってしまう。
つまりバゼリアの滅亡は(ホラーがきっかけであるが)サラ自身の手によるものというのが真相であった。
その後、サラを守れなかった罪悪感から自ら両眼を潰したダリオと共に廃墟と化したバゼリアで暮らす日々を送っていたものの、ある日ダリオの目の前で湖に身を投げて命を絶ち、直後に使徒ホラーであるニグラ・ヴェヌスに憑依されて現在に至る。
そして、ニグラ・ヴェヌスと行動を共にするダリオは魔導具『ツィルケルの環』でサラを人間として甦らせるためにヘルマン・ルイスの息子・ロベルトを生け贄にしようと目論んでいた。
終盤ではレオン・ルイス達の活躍でロベルトが救出されたものの、ダリオの奮闘で蘇生自体は成功した。
しかし、不完全な手順だったせいなのか、蘇生して程なくニグラ・ヴェヌスに再び憑依された上にダリオを肉体に取り込んだ事でサー・ヴェヌスとなってレオンの前に立ちはだかった。
最悪な形でダリオと寄り添う姿となって圧倒したが、最期は天剣煌身ガロに進化したレオンに倒された。
備考
身分や半生が異なるものの、前作にあたる『炎の刻印』で登場したララと同様にホラーが原因で命を落とした悲劇のヒロインと言える。
しかし、ララが死してなお「守りし者」であるレオンの力になっていたのに対し、サラは自分を支えてくれたダリオの想いを一度絶ってしまったことでお互いに破滅の道へと突き進むなど、そのような意味ではサラはララとは対極のヒロインなのかもしれない。
関連タグ
黒澤ダイヤ:中の人が同じアニメキャラ。こちらも黒髪が特徴である。