解説
シリーズで初めて女性がリーダーを務めるチームである。
生花店「緑美園」がアジト。
第9話は2時間スペシャル。
ハングマンメンバー ※カッコ内は本名
- パピヨン(英蝶子)
演:山本陽子
リーダー。コードネームの由来は銀座のクラブ「パピヨン」のオーナーママだったことに由来する。色々あったのち、主婦として平穏な生活を送っていた最中、パトロンだった前尾が突如現れ、匿名のスポンサーの元、ハングマンのリーダーとしてスカウトしたい旨を告げられる。当初は固辞するが、前尾と共有するクラブ「パピヨン」時代のあらゆる「過去」をちらつかされたことで、渋々ながらオファーを承諾する。最初のハンギングの相手は、その疑獄事件の真の黒幕であった。
私生活では夫を愛する家庭第一主義者で、家事優先のため「スーパーへ行かなきゃ」と慌ててアジトを飛び出し、メンバーを慌てさせる場面も見られた。ハングマンとしてのギャラはマイホームの建築費用として銀行に定期預金として預け、最終回では1,600万円に達していたが、夫が負った欠損を埋めるためにそのうちの1,500万円が使われた。
- ファルコン(伊吹賢司)
演:佐藤浩市
パピヨンの補佐役で「緑美園」の経営者。大学は農学部に在籍し、大学院ではバイオテクノロジー農学を専攻し修了後、砂漠化に対応するハイブリッドの品種改良などの研究をしている。オーストラリアに牧場を買う資金を稼ぐためにハングマンとなった。生化学にも精通しており、薬品の化学分析なども行う。ハンギングでは進行役を担っている。またボクシングも得意とする文武両道派であり、パチンコも武器として使用する。最終回ではギャラで、大型トラクターを購入した。
- エジソン(星野良一)
演:火野正平
メカニック担当の頭脳派。コードネームの由来は歴史上の人物である発明家と思われる。パピヨンが使用する武器などは彼の製作。金銭にがめつく、メカの製作費をケチって失敗することが多い。無類のプレイボーイで、ファルコンに金を無心する事もしばしば。初期は格闘が全く苦手で、実戦はファルコン、バニーに任せていた。
花の配達に使用されているトヨタ・クイックデリバリーを愛車として使用。さまざまな機械が搭載されており、前線基地として機能する。ハンギングでは送信担当だが、ファルコン不在の際は彼に代わって進行役を務めている。
- バニー(若月清志)
演:松下一矢
元孤児で、前尾に引き取られ育てられた。なぜ「バニー」というコードネームなのかは謎。生真面目で融通が利かない性格のため、ファルコンやエジソンをしばしば閉口させる。そそっかしい上に行動が危なっかしく、その点でもファルコンやエジソンの頭痛の種となっている。パピヨンに気があるような素振りも見せる。
ダンス好きで、ディスコによく行っているらしい。武器として投げ縄を使う。ハンギングではカメラ担当。最終回ではギャラでオープンカーを購入した。
その他のキャスト
- マネージャー(前尾大輔)
演:土屋嘉男
代議士の秘書でありクラブ「パピヨン」のパトロンという経歴がある。ある隠居の身の大物篤志家と関わりを持ち、「正義は金で買える」という理想の下にハングマンの結成を提案した張本人。クラブ「パピヨン」時代の蝶子とは愛人関係にもあったが、現在は互いの関係をビジネスパートナーとしてのみに割り切り、スポンサーとハングマンの連絡係として活動している。
毎回、様々な扮装でパピヨンの前に登場し、調査資料と報酬を渡す。
- 英雅則
演:秋野太作
蝶子の夫で、中小企業に勤める商社マン。お人よしで、物事を深く考えない性格。任務中のパピヨンと何度も遭遇しているが、蝶子である事には最後まで気付かなかった。
- ナレーター
「えげつないことやりおる奴が増えてきた。癪に障っていてもうたれいと思うけどどないもなれへん。ほんまに無茶苦茶な世の中や…」と毎回オープニングで嘆いてるだけの存在。しかも音源は使い回しなのに途中で担当者が交代して同じセリフを発していた。
主なゲスト出演者
間下このみ (第8話)
梨元勝 (第9話)
渡嘉敷勝男 (第9話)
竹村健一 (第9話)
黒沢年男(第9話)⇒「ザ・ハングマン_燃える事件簿/ザ・ハングマンⅡ」マイト
植木等(第9話)⇒「ザ・ハングマン_燃える事件簿/ザ・ハングマンⅡ/ザ・ハングマン4」オショウ
夏樹陽子(第9話)⇒「ザ・ハングマン_燃える事件簿/ザ・ハングマンⅡ」タミー
早乙女愛(第9話)⇒「新ハングマン」マリア
小林竜一(第9話)⇒「新ハングマン」ヌンチャク
三島ゆり子(第9話)⇒「ザ・ハングマン4」?女
コロッケ (第15話)
谷隼人 (第23話)
渡辺祐子(第26話)⇒前作のハングマン・ジャッキー役だが、本作では別人役。
山田辰夫(第26話)
関連タグ
松竹芸能:本作の制作会社。