シャークラー
しゃーくらー
鮫型のビーロボ9号機。第28話から登場。表向きは慇懃な態度を取っているが、その裏には冷酷で腹黒く計算高い本性を持つ。
最強のビーロボを目的に製作されたために、知能が高く変形持続時間は他の機体よりも長いものの、他のビーロボを破壊しようと画策するなど凶悪な性格をしていた為に高円寺博士に封印されていたが、ダンゴロンがそうとは知らず偶然封印を解いてしまったため解放された。そのため、彼の存在をその前から知っていたコブランダーとテントリーナは、彼が解放されたことを知るや否や激しく動揺していた。
額の傷はデザインではなく博士に反撃され付けられたもので、復活してからもそれを未だに恨んでいた。
しかし、最終回の1話前の回(第51話)で最後のスターピースを手にしたカブタックが、その力で額の傷を消してくれたことで、恨みを捨てて和解した。
ノーマルモードでもクワジーロ(スーパーモード)に匹敵するパワーとダンゴロン(ホイールモード)以上の走力を誇る。さらにガニランよりも酒に強く、スパイドンよりも金勘定に長けており、自分の会社で株ビジネスをしているが、高円寺博士の下手な歌声がトラウマ(具体的には睡眠学習時に高円寺博士の極端に下手な歌を聞かされたせいで電子回路がショートした)になったせいで、歌は苦手という弱点がある。
更にノーマルモード時は手がサメのヒレ状であるため『(ノーマルモード時は)ジャンケンでパーしか出せない』という弱点も存在する。
変形シークエンス
- 両腕が変形し、両足が回る。
- ノーマルモードの頭部が変形しコブンザメとなり、中からスーパーモード時の頭部が出現。
ノーマルモードの頭部の顎は岩をも噛み砕き、スーパーモードでは口から魚雷を発射することも可能なコブンザメと呼称するサポートメカとして支援。
背鰭は両刃剣フカヒレイザーとなる。しかし、専用歯ブラシ『シャーブラシ』で日頃から磨かないと直ぐに脆くなる弱点がある。
ちなみに、このシャーブラシは『ブーメランのように投擲する事で相手の持っているものを奪い取る』という使い方もあり、『クリスマス大決戦!!』では津田沼博士に奪われた友情コマンダーを奪還し、譲に渡すアシストを行った。
また、本編開始前の頃に高円寺博士が先だって手に入れていたスターピースの力によって作り出された「トンデモジョーズ」という専用ロボを所有している。
次回作であるテツワン探偵ロボタックに出てくるロボット、トラボルトも『本編中盤に出てくる強敵ポジション』で『初登場近辺で審判キャラを出し抜く』、『会社の長である(シャークラーは社長、トラボルトは会長)』、『とある理由で生みの親を憎んでいるが、後に和解する』。といった点がシャークラーと類似している。ただしこちらは、主人公よりも先に作られたロボットである。