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演:志茂田景樹


概要編集

の祖父でロボット工学者。57歳(当時の演者と同じ)。

人間同様の自我を持った高円寺式ロボットを開発し、人間とロボットが共存する社会を築いた。

1991年頃、高円寺式ロボットの一体が発掘した銀河古文書からスターピースの存在を知り、スターピース探索用ロボットの開発に着手する。それこそがカブタックビーロボであり、更なるスターピース研究のため消息を絶った。


人物編集

黄緑色のコートに配線付きのヘッドバンド、スパッツとサイケデリックな服装が特徴。

孫の譲からは慕われる一方、息子夫婦からは(こと内職で研究費を工面していた円は吐血するほど体調を崩した)迷惑を顧みず研究に没頭していたことから「変人」呼ばわりされ嫌われている。

また大変な音痴でもあり、シャークラーの歌嫌いの原因ともなっている。

彼が幼少期から持っていた鯉のぼり(吹き流しの色は赤青黄緑桃であり、1940年生まれの彼の幼少期にはこの配色のものはまだなかったはずである)は正寅や譲に受け継がれていたが、11話で円が購入した小型の鯉のぼりを新たな「高円寺家に伝わる鯉のぼり」とするため処分されかけた。

譲が生まれる前には、生まれてくる孫のために夢を持つことの大切さを説いた予言書「後の祭」を書いている。


キャプテントンボーグとの関係編集

終盤になり譲に対して送られてきた博士からの帰還を告げる電報に「K・T」という署名があった。

これは無論「Koenji Torahiko」のイニシャルなのだが、実はこれまでにこの「K・T」の署名を用いたことのある人物が作中でもう一名いた。そう、キャプテントンボーグである。

本来は「C・T」であるはずのイニシャルを誤って「K・T」としてしまっていたのだが、指摘された後も癖が抜けていないようで、この電報が届いた話でもやっぱり書き間違えている場面がある。

しかしもしも、これが「Captain」の綴りを間違えているのではなく、誤って本名のイニシャルを書いてしまっていたのだとしたら?


これに加え、博士は過去に譲を驚かそうと被ったゴリラのマスクが取れなくなったことがあり、このことから譲は「変装してマスクが取れないでいるおじいちゃん」

シャークラーはビーロボ達が博士の意思に反して争っている状態で本人が出てこないことがそもそもおかしいと考え、「毎回の争奪戦で孫の譲とカブタックを贔屓して勝たせていた」と、博士がトンボーグの正体ではないかと推測するようになる。


最終決戦においても博士は何かを決心したように姿を消すと、入れ替わるようにトンボーグが出現。

最後の勝負を取り仕切り、譲やビーロボ達はトンボーグの正体を確信する。


しかし結局両者は別人であり、博士はトンボーグではないどころか、その存在すらも知らなかったのだった。

てれびくんデラックス ビーロボカブタック超全集』では、「異空間を瞬時に出現させたり、天変地異を起こしたり、タイムワープしたり」といった科学を超越したトンボーグの能力を賞賛する一方で「あのファッションセンスは私に比べればまだまだ」という旨を語っている。


余談編集

演じた志茂田氏の本業は作家。同時期に『笑っていいとも!』などのバラエティ出演は多かったものの、役者としての出演は珍しい。


関連タグ編集

ビーロボカブタック 高円寺譲 ビーロボ

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