志茂田景樹
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しもだかげき
日本の小説家・絵本作家。1980年、『黄色い牙』で第83回直木賞受賞。タレント活動でも知られる。
作家として
1940年3月25日生まれ、静岡県伊東市出身。本名:下田忠男。
中央大学法学部卒業後、1976年に小説家としてプロデビュー。1980年、秋田県を舞台に徐々に社会の近代化に飲まれていくマタギ達の世界を描いた『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞した。
執筆ジャンルは探偵小説・架空戦記・伝奇小説・実録もの・ノンフィクションなど幅広く、エロティシズムやコミカルさを交えた描写で人気を博す。
2000年代以降は後述のタレント活動をセーブして絵本作家としての活動も開始し、全国で絵本読み聞かせの普及活動を展開している。
タレントとして
カラフルに染め分けた髪色に、原色・蛍光色を派手に使用したユニセックスな衣装、そして足元はタイツ履きという特徴的なファッションセンスでも知られる。
1990年代を中心に、この外見のインパクトと作家ならではの幅広い知識・トーク力をもってタレントとしても活動。『笑っていいとも!』曜日レギュラーのほか、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『平成教育委員会』などに出演した。
1997年~1998年には、ロボット特撮番組『ビーロボカブタック』に、主人公の祖父であるロボット工学者・高円寺寅彦博士役でレギュラー出演。「ロボットを作り上げる博士が、普通のおじさんおじいさんであっては夢を与えられない」との思いから、普段そのままのカラフルで奇抜な衣装を全て自前で用意した。当時の視聴層には、後年まで「高円寺博士」と声を掛けられるという。
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