概要
「ビーロボカブタック」に登場する巨大ロボ。
初登場は第31話で、物語開始以前に高円寺博士が最初に手に入れた「蠍座のスターピース」を入手した際その力を試そうと「シャークラーを地上最強する」という願いをかけて誕生させた鮫型の巨大ロボット。(ただでさえ強力かつ危険なシャークラーにより強力な武器を与えてしまうのは博士のいい加減すぎる性分ゆえ…)
全長はノーマルモード時が7mで、スーパーモード時は12m。重量は45t。
ゴミ捨て場に封印されており、シャークラーから依頼を受けたガニランとスパイドン、2人から話を聞いたコブランダーが発見。コブランダーは自分の物にしようとするも操作方法がわからず、操作ミスでコクピット外に排出されてしまい、本来の持ち主のシャークラーの手に渡った。
シャークラーの要請により『ジョーズ』メインテーマに似たBGMと共に地中から出現。背中からコクピットにシャークラーを収容し、シャークラーの「ダブルスーパーチェンジ」の掛け声でノーマルモードからスーパーモードにチェンジする。
スパイドンが「ビーロボ用の究極のパワーアップメカ」と称するほど強力で、キャプテントンボーグの制裁攻撃をも受け付けなかった。(その後キャプテンは修行に励んだ結果、体色が赤に変化してトンデモジョーズにもダメージを与えられるようになる)
カブタックはこれに対抗してスターピースに願いを叶えてもらい、ドデカブタックを入手。以後、この2体による小競り合いをすることになる。(作風上、しょうもない展開で戦う事も多い)
第51話でドデカブタック・スーパーモードの電撃ファイナル爆走シュートとドデカビームの連続攻撃を受けて大破した。
武装(スーパーモード時)、能力
- フィンブレード…ノーマルモード頭部の両横に付いているひれパーツを上下に結合させた片刃剣。これによる必殺技「フィンブレード竜巻斬り」は、ドデカブタックを吹き飛ばすほどの威力を持つ。
- ジョーズシールド…ノーマルモード頭部パーツが分離した盾。ビームも発射できる。
- ギザーヘッド…頭部にあるノコギリ状のトサカ。これで相手を攻撃する。
- 自己修復機能
余談
着ぐるみの頭部と胴体は剛龍神、両腕はグレートファイブ、脚部はジェットガルーダのニコイチ及び改造。
首から下は次作「テツワン探偵ロボタック」のハラッパ国長老に流用され、さらに足は「未来戦隊タイムレンジャー」のプロバイタスに使用された。
玩具は日本では放送中発売されなかったが、本作品が輸入された中国では玩具が発売された。ただしバンダイ製ではなく多分海賊版。中国では定期的に『カブタック』が再放送され、玩具も再販売されているらしい。本作の他の玩具も海賊版がある…。
関連タグ
邪甲神クワガタイタン:前作のストーリー後半から登場した敵側の巨大ロボ繋がり。こちらも主役ロボと異なり日本では玩具化されていない。