「きさまの「敗北者の血」も…そこのサイヤ人の「穢れた血」も…」
「このオレがこの世から消し去り正しい在り方に戻してやる…!」
CV:野島健児
概要
ゲーム『ドラゴンボールレジェンズ』に登場するキャラクター。
公式ホームページでは「フードの男」、名前が判明するまではゲーム中では「赤衣のサイヤ人」等と呼ばれていた。
赤い外套を身に纏っており、フードから覗く顔はシャロットに酷似している。
ボディスーツはシャロットの物と違い腕、足は素肌が見えないものを着用しており、グレーのグローブとブーツを身に着けているが、外套から覗く胸部・腰部の戦闘服はシャロットと同じと思われる。
シャロットには生えている尻尾が見えないが、今の孫悟空のように失っているのか、過去のベジータ達のように腰に巻いたりして隠れて見えないようにしているのかは不明。
「超時空バトルロイヤル」において各地で破壊行為を行っており、顔が瓜二つの為にシャロットが犯人に間違えられて恐れられたり襲われる事態がしばしば起きている。
ストーリー第1部終盤にてシャロットと邂逅。高い実力を持ち容赦ない攻撃でシャロットを追い込むが、超サイヤ人の孫悟空には敵わず撤退する。その際シャロットには「敗北者の血」が、悟空には「穢れた血」が流れていると言った。
シャロットが遠い過去のサイヤ人である為、ビルスやウイスは彼が「別の時代のシャロット自身」である可能性も示唆していたが、その予想は外れることになる。
そしてストーリー第3部終盤、再びシャロットの命を狙いに現れる。
超サイヤ人に変身できるようになっていたシャロットを「迷いと怯えだらけの動き」「自分の力に自身も持てず、闘いをやめ歴史の影に引きこもった臆病者の血」と蔑み圧倒的な強さで痛めつけたが、シャロットの怒りの一撃を受ける。
その拍子に頭のフードが外れ現れたその顔は、髪型も含めてシャロットと瓜二つであった。
正体
※以下ストーリー第3部以降のネタバレ注意!
おまえは まだまだ強くなれる…
おまえには才能がある…
…なんていったってオレたちは…
……双子のサイヤ人…なんだからな
「…死ねっ!!シャロットッ!!」
「…なんでなんだよ!!ジブレット!!!」
この時僅かにシャロットが記憶を取り戻したことにより、ジブレットの名前と二人が双子の兄弟である事が判明した(どちらが兄かについての言及は無いが、回想の内容から見てジブレットの方が兄と思われる)。
名前の由来はシブレット。チャイブ、エゾネギの別名を持ち、シャロットの名前の由来であるエシャロットと同じネギ属の野菜。これも双子設定の一環と思われる。
2人は正しい心を持つサイヤ人の神の血が流れる一族であり、いつか神の領域に到達し、悪のサイヤ人の行いを止め、サイヤ人の正しい在り方を取り戻そうと修業に励んでいた。
しかし時空混乱によって現代にやってきたジブレットはシャロットと違い記憶を失っておらず、歴史を調べサイヤ人の神が悪のサイヤ人に敗北したことを知る。絶望したジブレットは現代の「穢れた血統」であるサイヤ人を全て滅ぼし、同時に「敗北者の血統」であるシャロットを殺すことによってその血と決別し、再び正しい在り方を取り戻そうとしているのだった。