ジョゼと虎と魚たち

じょぜととらとさかなたち

『ジョゼと虎と魚たち』は、田辺聖子の短編恋愛小説、及び本作を表題作とする短編集である。

概要

『月刊カドカワ』1984年6月号に発表、角川書店より1985年3月27日刊行の同名短編集に収録された。足が悪いためにほとんど外出をしたことがないジョゼこと山村クミ子と、大学生・恒夫との純愛とエロティシズムを描くラブストーリー。

何度か映像化されており、2003年に初めて実写映画版が公開された。その後2020年には劇場アニメ版が公開され、同年には韓国版でも実写映画が製作された。

また原作、実写版、アニメ劇場版で結末が全て微妙に異なっている。

2003年実写映画

犬童一心監督が映画化。2003年12月13日にシネクイント他全国順次公開。PG12指定。

主演の妻夫木聡と池脇千鶴、江口のりこのベッドシーンが話題になる。

ロックバンドのくるりが音楽および主題歌を担当した。

2020年アニメ映画

監督：タムラコータロー。制作ボンズ。主演は中川大志と清原果耶。主題歌と挿入歌はともにEveが担当。劇伴はEvan Callが担当した。

エロ要素はほぼなく、ド直球の青春ラブストーリーになったことで原作、実写版を知る人達を良くも悪くも驚かせた。

アニメ映画版のキャラクター原案を手掛けた絵本奈央が自ら本作をコミカライズ。『ダ・ヴィンチ』2020年2月号よりから11月号まで連載された。

映画公開10日前の2020年12月15日に、百瀬しのぶによる小説版『アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち』が角川つばさ文庫より刊行された。挿絵はあきづきりょうが担当。

PV

2003年版

2020年版

別名・表記ゆれ

ジョゼ虎

関連タグ

田辺聖子

ジョゼと虎と魚たち100users入り　ジョゼと虎と魚たち500users入り　ジョゼと虎と魚たち1000users入り