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あらすじ編集

デバスターの出現で危機を迎えたサイバトロンメトロフレックスになるスクランブルシティを拠点にエアーボット及びプロテクトボットを製作、守るニューヒーロー、シティーコマンダーウルトラマグナスも登場した。

その情報を掴んだデストロンダイナザウラーになるダイノベースを建造、スタントロンコンバットロンを誕生させ、ウルトラマグナスをライバル視する要塞参謀ガルバトロンが登場した…


解説編集

TVアニメとはパラレルワールド関係にあり、そちらではエアーボットとプロテクトボットはTFサーガの深みを増すベクターシグマ絡みで誕生した。ガルバトロンはメガトロンの転生体であり、ダイナザウラーは元はメトロフレックスの対抗馬ではなかった。

エアーボットの製作は自軍の航空戦力の遅れを取り戻す意味もあり、ブロードキャストサウンドウェーブの情報戦も絡むなど正邪の、両軍が対等なTFならではの筋立て。


OVA「スクランブルシティ発動編」編集

スクランブルシティ系列商品の販促のために製作されたOVA。

エアーボット、プロテクトボット、スタントロン、コンバットロンの計4チームのスクランブル合体戦士に加えて、シリーズの中核を為す超巨大戦士メトロフレックスとダイノザウラー(ダイナザウラー)の登場と活躍を軸にして描かれた作品であり、前半約6分は今までのストーリーのあらすじ解説、残りの16分程がOVA本編となっている。

この他にもブロードキャストと彼が率いるカセットボット部隊が活躍し、2010に先駆けてウルトラマグナスもシティコマンダーとして登場。

しかし話がダイノザウラー出現で終わっているため要塞参謀ガルバトロンは登場しない。


なお本作はTVアニメ本編とは異なり国内向けの展開を前提に作られた日本オリジナル作品であり、ある意味和製トランスフォーマーの始祖とも言える作品になっている。

その為かシナリオのテイストが日本のアニメ寄りになっている他、作画も劇場版とTV本編の中間といった感じで特に目立ったミスも無く安定している。

TV本編では実現しなかったスクランブル合体システムを応用した戦法やエアーボットの迫力ある出撃、合体シーン、そして合体戦士を超える巨大戦士メトロフレックスの勇姿など、見所は満載。


ただし不自然な合体シーンのカットやバタバタしたキャラの挙動などの若干シュールな作画や、あのやたら軽いSEなどの要素は残っている辺りはご愛嬌と言ったところか。


関連タグ編集

スクランブルシティ発動編には登場しなかったスクランブル合体戦士。

メトロフレックス・ダイナザウラーと共に遊びにくいが、スクランブル合体してハイテク対野蛮というエアーボットとスタントロン、プロテクトボットとコンバットロンと同様対照的な部隊。

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