特撮番組『人造人間キカイダー』に登場するダークロボットについては →シルバーキャット
概要
アメリカの都市伝説などを起源とする怪物“フィアサム・クリッター”の一種。
開拓初期から確認されている、尻尾の先が球状に膨らんでいるボールテイレッドキャットの仲間で、体重が300ポンド(約136㎏)もある大型のネコ科動物である。
英単語が似ている SilverCat(シルバーキャット:銀猫)と混同されることがあるが、Sliver(スライバー)という単語は細かい破片やトゲを意味する。
房状の耳と通常の猫とは逆に水平となった瞳孔がある赤い目を持つ。
もっとも特徴的なのは11フィート(約3.4m)もある尻尾の先が、鎧竜や剣竜のように無数のスパイクのある丸くて硬い棍棒状になっていることである。
高木の先端に近い場所に塒を作って棲んでいるが、お腹が空いたときには低い位置の枝にぶら下がって待ち伏せしているといわれる。
哀れな犠牲者がこの動物が潜んでいる場所の下を通ったものなら、一瞬のうちに尻尾の棍棒で殴られて動けなくなったところを、スパイクに引っかけられてしまう。
そして塒の中に連れ込まれて食べられてしまうのである。
また発情期になるとオスは求愛行動として、自身の胸に棍棒で特定のリズムを刻んでメスを誘うといわれている。
その他ディグモールと呼ばれる、耳が大きく土を掘るのを得意とする亜種も確認されている。
創作での扱い
※イラスト右上
自称、幸運をもたらす力を持つという銀髪ツインテールのチアガールのような猫娘として登場。
第17話において国際交流することになった、世界妖怪軍団のアメリカ狐巫女の部下として、カクタスキャットとスプリンターキャットとともに登場したが、かなり楽天的な感じなのでカクタスキャットにアホ枠として紹介されてしまった。