概要
勘違いされがちなこと
地下「牢」ではない。城の地下室(Dungeon)であり、ちゃんと原作を読めば普通の住空間であると分かる。
もしスリザリンが地下牢ならハッフルパフだって地下にあるので地下牢になるだろう。
映画版でマクゴナガルが「スリザリンは地下牢へ」と言ったのは、談話室の「地下室」に退避せよという意味である。そもそも映画版は原作とかなり乖離しているのでまともに取り合わない方が良い。
入口
玄関ホールから地下へと続く二つの階段は、一方は魔法薬学の教室、もう一方は厨房とハッフルパフ談話室へと繋がっている。
前者の階段を降り、特定の城壁に向かって合言葉を唱えると扉が出現する。
(二週間おきに変更され、談話室内の掲示板に貼られる。)
他寮の生徒を連れて来ることは固く禁止されている。
共用部
ホグワーツの湖の下に広がる地下室(地下牢は誤解を招く訳し方)で、大理石に囲まれている。沈没船あるいは古代の城のような幻想的な空間。
中央部に大きな黒革のソファーがあり、家具に装飾がついている。ランプは緑色で統一されている。
窓は湖の内部に面しており、そこを水中人や大イカ(気性は穏やか)などの生物が通ることがある。
夜間は月明かりで照らされて美しい。
戦後はホラス・スラグホーンとレギュラス・ブラックの肖像画が名誉あるスリザリン生として飾られている。
寝室
緑のシルクの掛け布がついたアンティークの4本柱のベッドがあり、ベッドカバーには銀色の糸で模様が入っている。過去の有名なスリザリン生の活躍が描かれた中世のタペストリーが壁を覆い、天井からは銀のランタンが下がっている。