スーさん(東方Project)
すーさん
『東方花映塚』に登場したメディスン・メランコリーのすぐ側を飛んでいる、小さな妖精のような何か。
立ち絵や戦闘中のドット絵において常にメディスンの隣に浮かんでいる。
作中では彼女自身にセリフはなく、メディスンからも他キャラからも特に言及されていないため、彼女がどういった存在なのか、なぜメディスンと共に行動しているのかなどは一切不明。
もちろん名前はおろか、種族さえも判明していない。
上記の通り戦闘中でもメディスンの側を飛んでいるが、彼女自身に戦闘能力があるのかは不明。
彼女が弾幕を放てるのかも怪しいところである。
当然能力も不明。
メディスンと共に行動している以上、彼女と同じく毒は平気だと思われる。
また仮に妖精だとする場合、死んでも一回休みで復活する可能性がある。
「スーさん」という呼び名はメディスンが鈴蘭そのものを指して読んでいるものであるが、二次創作においてはこのキャラを指していることが多い。
「東方 スーさん」で検索すればこのキャラが単体で描かれているイラストもいくつか見つかる。
メディスンと同じ金髪だがあまりウェーブはかかっておらず、丸みを帯びたボブに近い髪型と言える。
頭の赤いリボンはメディスンと異なり細いリボンを蝶結びしたものではなく、チルノなどのような太いリボンを付けている。
ZUN絵ではリボンの角度が片側に大きく傾いていることが分かる。
服装は上の服が赤、スカートが黒とメディスンを反転させたようなカラー。
またスカートはロングであるメディスンに対し、膝が見えるくらいの短さでひらひらとしている。
花映塚の立ち絵だとちょうど服が影になっており確認しづらいが、二次創作ではメディスンに対応させて胸に黒いリボンや服の模様として黒い十字マークが付けられることも多い。
花映塚の立ち絵では靴は履いておらず、白い靴下のみを履いている。
裸足のキャラは東方ではそれなりに多いが、靴下だけというのは他はドレミーがそれっぽく見えるくらいで珍しいかもしれない。
ただし、同ゲームのドット絵においては黒もしくは赤い靴があるようなグラフィックとなっている。
原作立ち絵でもかなり小さく描かれており、鼻や口は描かれていない。実際にそれらが付いていないのか、省略されているだけかは不明。
pixivでは両方とも描かれていなかったり、口だけ描かれたりすることもある。
目はメディスンと同じ青色だが立ち絵ではハイライトがなく、どこかジト目の印象を受ける。
原作立ち絵ではメディスンに合わせて目を閉じたり笑ったりすることもある。
背中にはメディスンと違い白いリボンがついていない代わりに透明のもしくは白の細長い羽が2対で生えている。
形状は虫で例えるならトンボ辺りが近いか。
身長は原作立ち絵で見るとメディスンの頭部と同じくらい。
メディスンが大きめの腹話術人形くらいと東方キャラでもかなり小さいので、より小ささが際立って見える。
少女の膝下に届かないくらいの少名針妙丸より小さいと言えるだろう。
ドット絵ではザコ敵の妖精よりも更に小さい。
なお、花映塚の2Pカラーではメディスンと同じく赤い部分が紫色になっている。
前述の通り、二次創作ではこのキャラを指してスーさんと呼ばれることが多い。
原作でほとんど設定が不明である以上、彼女が1キャラとして扱われる場合はほとんどが二次設定でできていることになる。
種族
基本的には鈴蘭の妖精、もしくはメディスンと同じく人形として扱われることがある。
メディスンと共に行動している理由は彼女と共に人形解放を目指すなど目的が一致している他、彼女の毒により操られているとされていることも。
逆にメディスンと思っていた方が操られているだけで、この小さいのがメディスンの本体とする恐ろしい説も存在する。
セリフ、扱いなど
原作では喋っていないため、二次創作でも喋らずただメディスンについて行くだけのことが多い。
場合によってはメディスンが登場しても彼女の存在自体が省略されることも。
それでも東方の二次創作は広く、彼女のファンも存在することは確かである。
彼女にセリフを与えたり、彼女単体のイラストがあったりするどころか、彼女を主役とした同人誌まで存在している。