セルジオ(ヒューマンバグ大学)
せるじお
俺のことは災害だと思えばいい。無慈悲で避けようもなく、誰もが平等に死ぬ
CV:畑耕平
容姿
左目に刀傷を持つ白髪ツーブロックの男性。
初登場は赤いシャツと金のネックレスを身に着けていたが、その後の動画では黄土色のファーコートや金色のベルトを着けており、かなりの厚着となっている。(プライベート時と任務時で服装を分けているのかもしれない)
性格
花が好きで、パッと美しく咲いて散る儚さを気に入っている。初登場時ではマッドカルテルの庭園と思われる場所で花に水やりをしていた。
アジアで謀反を起こした構成員たちには恐らく怒りを感じていると思われるが、アジアそのものは好きな模様で特にサムギョプサルや日本のラーメンがお気に入りらしい。
「無慈悲」が口癖。
能力
詳しい戦闘描写は描かれてこそいないものの、世界的マフィアであるマッド・カルテルに長年トップ戦闘者として君臨している事や組織を裏切り裏神のトップとなった香坂慎太郎をして「絵に描いたような最強」と言わしめ、「セルジオが来たらお終いだ」というフレーズが世界中の裏社会で蔓延っている事実から、ダヴィッツら精鋭以上の実力を持っているのは間違いないだろう。
マッド・カルテル最強と呼ばれるだけあり、ナイフ、ロングナイフ、チャカ、投擲、搦手の全てに長けているようだが、その中でも特に優れているのが「読み」の能力。十手先まで読んで行動できることから未来が見えるとまで言われている模様。
さらに、生まれつき低酸素体質であるが故にスタミナが異常に高いことから、長期戦・連戦にも強いと思われる。
初登場。
庭園で花に水をやっているところ、ボスのモンテロから(かなり含みのある言い方だが、)日本に行くように進言された。
「アジアの方で坊やたちが暴れてるって聞いてますよ」
モンテロ「そうだ。ところでセルジオ、アジアは好きか?」
「好きですよ。サムギョプサルもいいが、日本のラーメン。あれは無慈悲な程に美味い」
初登場でのモンテロとの会話シーン(顔が写るまで)やその直前はbgmが無い、セリフと環境音のみというこれまでになかった非常に静かな演出となっており、背景のまるで死後の世界、天国を彷彿とさせるような美しく幻想的な花畑も相まって彼の異様さが際立っている。
加えてモンテロの話し方もダヴィッツなどの他の人物のように明らかな命令口調でなく、アジアは好きか?というようなかなり遠回しな言い方となっており、ここからも他の人物とはどことなく格が違う、特別な存在であることが見て取れる。
また、これまで登場した敵と異なり、狂気を秘めている訳でもなく、偉丈夫であるが温厚そうな男性である。
その事から、本気の戦闘ではどのような本性を顕すのか分からない恐ろしさもあると言える。
高ヘモグロビン体質である事が明かされたが、メキシコのような高地に住む人は、環境に適応してヘモグロビン値が高くなる事があるという。
メキシコシティの標高は2,240mであり、海面より酸素濃度が25%低く、気候の快適さも相まって高地トレーニングのスポットとしても知られている。
一方、ヘモグロビン濃度が高過ぎると血液の粘度が増し「多血症」(貧血の逆)を引き起こし、濃度が21%を超えると、血栓や脳卒中、心臓発作など、重篤な病のリスクが増す。
(男性の場合、およそ14%~17%が平均とされる。)