概要
ドラえもんプラス6巻及び、藤子・F・不二雄大全集第17巻に収録。
大小2つの時計のついた容器であり、それぞれの時計の時間を設定するとそれぞれ大きな粒と小さな粒が出てくる。それを飲むと、眠っていたとしても、その時間になると、その目的に応じた行動を起こして、目を覚まさせてくれる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1989年8月4日放送。
- のび太は4時10分前に起こしてとドラえもんに頼んだ際、尺取虫のような動きでやって来た。そしてドラえもんは帰ってきたらまず復習や予習をするよう言い聞かせたが、途中でのび太が眠ってしまったため、急いで起こした。
- のび太は最初自分の頼みを聞いてくれなかったので、ドラえもんに原作通りのセリフを言った後「ドラえもんはそんな風に思ってるの。僕としずかちゃんの間を裂こうとしてるんだ!」と言いがかりをつけ泣きわめいている。しかし、ドラえもんがセルフアラームを取り出すと途端に泣き止んだ。
- のび太が立てた予定には、ひとねむりと宿題の間にテレビも見るが追加されていて、宿題を始める時間は8時30分からになっている。このため、セルフアラームの大つぶは8個飲んでいる。
- のび太のタイムふろしきを使うアイデアについてドラえもんは「本当に天才的だ。このパワーを少ーしでも、勉強に使ってくれたらなぁ」と独り言を言っている。
- ママはのび太に絶対に忘れちゃこまる予定はないか聞かれた際、最初は「ない」と答えたが、のび太にしつこく聞かれたので、テレビ放送される映画のことを思い出した。ちなみにこの映画のタイトルからは「哀しみ」の単語が入っておらず、タイムふろしきを被ったママは基本泣いていたが、所々で笑ってもいた。
- ジャイアンとスネ夫はのび太からしずかの声がしたことで、ドラえもんの道具の仕業だと気づき野球を止めてのび太の後を付けた。ちなみにこの時ス、ネ夫は野球のユニフォームを着ていない。そしてその後、しずかのクッキーを待っている間「お皿まで食べないでよ!」「バーカ!食うわけないじゃん!」と冗談を言い合っている。
- のび太はしずかの家から逃げ出した後、恥をかいた怒りでドラえもんに道具をインチキ呼ばわりして言いがかりをつけて来たが、ドラえもんは「道具の使い方に問題がある!」とのび太からセルフアラームを取り上げた。そして、自分はこれのおかげでミーちゃんと楽しいデートができたと言うが、のび太はしずかのクッキーを食べそこなったと嘆き、交互にこの発言を繰り返している。