概要
初代メダロットに登場する、SLR……女子学生型メダロット。
甘酒アリカのブラスの機体であるセーラーマルチや、メダロットNaviのブレザーメイツなど、メダロットシリーズを彩る女子学生型メダロットの先駆けとなった機体。
ヒロインの1人・秋田キララの愛機としての他、女子高生が使ってくる機体として登場している。
セーラーマルチもそうだが、女子学生型に射撃武器の組み合わせは、かの名作『セーラー服と機関銃』のパロディと思われる。……右腕が『マシンガン』という名前だし。
性能
- 頭部 ファイトいっぱつ
おうえん行動 索敵
- 右腕 マシンガン
うつ行動 ガトリング
- 左腕 マグナム
ねらいうち行動 ライフル
- 脚部 ミニスカート
二脚
劇中の活躍
漫画版では、原作と同じくキララの愛機として登場しており、『アルミ』と呼ばれている。
ロボトルの腕も高く、シアンドッグとイエロータートルの二人がかりに負けるもののイエロータートルを機能停止させており、ロボトルトーナメントでは決勝戦までボロボロになりながらもたった1機で勝ち進めたほど。
イセキのマゼンタキャットとは、主人達と違い、ロボトルに勝ったことで仲良くなった様子。
なお、海に遊びに行った時は、水に濡れたくないあまりに、ゴミ袋で体を覆ってプカプカ浮き、マゼンタキャットからツッコまれていた。当然、この状態でまともに戦闘できるはずもなく、ユイチイタンのダイブアタックにマゼンタキャット共々、一撃でKOされた。
最終決戦にも最後まで着いて行ったが、暴走したビーストマスターのデスボムを食らって機能停止してしまう。
メダロット2ではヒカルとキララが住むアパートのキララの自室におり、前作エンディングのメタな裏事情を語る。
どうやら、メダロット2の世界ではキララエンドが正史と思われる。
レトルトレディのメダロットとして登場する時は『スチール』と呼ばれている。
なお、レトルトレディはメダロット3にてゴッドエンペラーに鞍替えするのだが、アルミはどうなったかは不明。
もし、神帝のどれかに入ってるとしたらシュールなことこの上ない。あのアルミが『キシャァァァァァ!』と吠えているのかと思うと尚更。
「メダルが違うから別人」という意見もありそうだが、メダロット3と4はメダルの種類の一新によって前作およびアニメ版、そして漫画版とはメダルが異なるため、違うメダルでも同一人物の可能性がある(後輩のブラスも他媒体ではカブトメダルだが、3と4ではヒーローメダルである)。前作の相棒を消されたイワノイのように磁気嵐で消された可能性は、作中内で特に語られていないため不明(というより愛機が前作とは別人なのは現状イワノイだけである)。
他の媒体での登場
後輩のセーラーマルチ(主に彼女のせいで)やアルミの新しいボディであるゴッドエンペラーの方が人気の為かあまり出番に恵まれない。
ちなみに後述の出番ではゴッドエンペラーが意識されている所がある。
アニメではスウェーデン代表のチャーミング娘の1人・シェリーの愛機として登場。美少女メダロットとして扱われるものの、メタビーに倒された。
というかアニメでは後継機の方が…。
『メダロッターりんたろう!』では女子メダロット部の機体として多数登場。……どう見ても戦闘員ポジションげふんげふん。
メダロット弐COREを最後に長らく出番がなかったが、メダロット8でDLCとして再登場した。
顎の赤い部分が無くなり、セーラーマルチやブレザーメイツに合わせる形でデザインを変更されている。
頭部のファイトいっぱつが射撃性能を上げるシュートブーストになり、両腕は連擊対応、脚部は射撃攻撃でクリティカルを出す度に性能アップさせる『トリガーハッピー』の脚部特性が追加されており、後輩のセーラーマルチと差別化ができている。
たぶん、トリガーハッピーはまた『セーラー服と機関銃』から来ていると思われる。
または刃物を持つと性格の変わる後輩とは逆のアプローチか。
メダロット9ではメダロット研究部のミスズの愛機として登場している。