概要
『世界樹の迷宮3』に登場する職業および、そのキャラクター。
星々から天空に存在する元素「エーテル」を集め、「星術」と呼ばれる術式を発動する占星術師。
前作、前々作のアルケミストの後継である属性アタッカー。特に敵の弱点を突くことで真価を発揮する。
ステータスはTPとTEC(知力)が高く、HPとSTR(腕力)、VIT(体力)が低い典型的な後衛型。スキルによる攻撃が生命線なので、TPが切れると途端に無力になってしまう。
アルケミストと違って行動速度は遅くなく、特に回復アイテムや追加効果付きの武器を使わせると他の味方や敵より早く行動できることも多い。
他にファランクスのように属性攻撃を無効化する「●の先見術」でPTの守りを担当したり、半ばロマンスキルである「メテオ」で物理系アタッカーじみた育成も可能。
種類を問わない属性攻撃(属性武器による通常攻撃も含む)への強化に加え、TP回復スキルも有するためサブクラスとしての人気も高い。
属性攻撃スキルを持つウォリアー / ファランクス / モンク / バリスタなどの強化に用いるのが一般的だが、シノビ固有の「煙りの末」と組み合わせることで「ダークエーテル」は大幅に使いやすくなるため、これ用の専用PTを組むプレイヤーもいるとか。
キャラクター
服装は男女ともほぼ共通で、頭にはベレー帽を被り、胸元に星印が描かれたコートとブーツを着用し、右肩から背中にかけて翼のような謎の装置を背負っている。
右手には小さな本を持ち、左手の掌と甲には薄い緑色の光(アナザーカラーではピンク色の光)を発する装置が取り付けてある。
♀1 | 濃い紫色のコートを着た紫髪の少女。スリットの入った黒いレギンスを穿いている。通称「紫ゾディ」。アナザーカラーは黒髪で、帽子とコートが白くなる。 | ||
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♀2 | ウェーブのかかった長い金髪が特徴の少女。脚には黒タイツを着用。通称「ふわゾディ」。アナザーカラーはピンク髪で、衣服やブーツが赤くなる。 | ||
♂1 | none | 濃い紫色のコートを着た黒髪の青年。通称「地味ゾディ」。アナザーカラーは金髪に褐色肌で、コートも暗緑色に。 | |
♂2 | 左目を前髪で隠した、顔色の悪い緑髪の青年。通称「病みゾディ」。アナザーカラーは紫髪で、衣服も黒を基調とした色合いに変化。 | ||
♀3 | none | リマスター版で追加された。濃い紫色のコートを着たオレンジ髪の少女。赤いフレームの眼鏡をかけている。通称「眼鏡ゾディ」。アナザーカラーは茶髪で、コートは青色になる。 |
pixivでは、発売前の新職業発表の段階で公開されていた♀1(紫ゾディ)の人気が高い。
また、♀2(ふわゾディ)が男性ユーザー、♂2(病みゾディ)が女性ユーザーを中心に人気を集めている模様。特に♀2に至っては人気が♀1と拮抗状態にある。
NPC
樹海の探索中に出会う少女。
ポニーテールにした金髪と帽子の代わりに被った赤縁のサングラス、そしてへそ出しが特徴。
シノビのアガタと共に樹海の第2階層を目指すが、プレイヤーの選択によっては…。
北米版では何故かHypatiaという名前に変更されている。
主な使用スキル
エーテルマスター
属性攻撃(炎 / 氷 / 雷属性)によるダメージが増加する固有スキル。
各属性のマスタリースキルよりも倍率が高いため、優先的にレベルを上げておきたい。
炎の星術 / 氷の星術 / 雷の星術
敵1体に炎 / 氷 / 雷属性で攻撃するスキル。
ゾディアックのメインウェポンであり、どのように育てるにせよ、なるべく3種類とも揃えておきたい。
スキルのレベルを上げることで威力が増すが、同時にTPの負担も大きくなるため、自身の成長や敵の強さを考慮しながら調整するのが理想。
敵全体にランダム複数回の壊属性攻撃を放つスキル。
習得に必要なスキルが多く、TPの消費も膨大だが、その分威力も高い。
特異点定理
敵の弱点を突いた際に与えるダメージが増加するパッシブ(自動発動)スキル。
物理攻撃(斬 / 突 / 壊属性)で弱点を突いた場合にも有効で、各種サブクラスとの相性も抜群。
習得後は弱点を突いた際に専用の効果音とメッセージが入るため、初心者にもありがたい。
次に使用する属性攻撃の威力を飛躍的に上昇させる補助スキル。
1ターンを攻撃の準備に使うことで味方の補助を利用しやすくなり、場合によってはTPの節約にもなるため非常に優秀。
さらに本作の新システム「リミットスキル」と組み合わせることで1ターン目から敵に大ダメージを与えることも可能。
ダークエーテル
使用したターンに限り、味方1列のTP消費を0にする補助スキル。
このスキル自体のTP消費はそれほど多くはなく、最大3人分のTPを節約できることを考えると非常に美味しい。