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タイタンの戦いのクラーケン

たいたんのたたかいのくらーけん

「タイタンの戦いのクラーケン」とはレイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた最後の作品「タイタンの戦い」(1981年)の中に登場する海の魔物・怪獣である。  
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概要

タイタンの戦いのクラーケン」とは人形アニメーションの神様レイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた最後の作品「タイタンの戦い」(1981年)の中に登場する海の魔物・怪獣である。

タイタン巨人族)の生き残り。顔は鳥のようなくちばしがあり4本の腕を持つ。下半身は魚のようになっている。全身が細かいうろこでおおわれている。
ポセイドンによって解き放たれ、アルゴス、ヤッファの街を津波で崩壊させる。
 王妃カシオペアは「娘のアンドロメダは海の女神テティス(演:マギー・スミス)より美しい」と言ってしまい彼女の逆鱗に触れる。
 海の女神テティスはいけにえとしてアンドロメダを差し出せと要求する。
 最後は ペルセウスの持つメデューサの首の目から発せられる怪光を受け石となり、砕け散って海中に沈む。

ハリーハウゼン最後の特撮作品であるが評判はあまり芳しくない。
 メデューサカリボスのシーンに比べクラーケンのシーンがあまりに適当なのである。
 前半では洪水のシーンは後ろ姿と尻尾の先だけの出演である。尻尾はいかにも作り物のような大雑把な造形物である。
 アニメーションの人形が活躍するクライマックスのシーンも短く物足りない。
クラーケンの下半身は海だの岩だのに隠れてよくわからないし腕をくねくねさせてるだけで石になって死んでしまうのである。制作意欲がメデューサのシーンで燃え尽きてしまったのかと思うほどあっけない。
 予算やスケジュールの都合もあっただろうが全盛期のハリーハウゼンならもっと違った表現になっただろう。

タイタンの戦い(2010年)版のクラーケン

海坊主のような頭部、下半身はタコのような足がたくさんある。発達した人間のような腕がある。
1981年版は怪獣らしい愛嬌のあるデザインだが2010年版はモンスター・悪魔妖怪お化けのような醜悪なデザインである。
アルゴスの街を襲う。

原典「ギリシャ神話」の中でのクラーケン

ギリシャ神話のなかでは、化け鯨ティアマト(もしくはケートス)となっている。
海の魔物ということでクラーケンに置き換えたと思われる。

関連商品

非常に少なく商品化に恵まれていないキャラクターである。
マテル社:ラージフィギュア・渋いオリーブドラブのとても大きなフィギュアが販売されている。大雑把な造形だが愛嬌があり味のある人形となっている。絶版・現在ではほとんど流通しておらず人気があり高額で入手困難。
米ジェントルジャイアント社製:ブリスターパック入りで販売されたリアルフィギュア。実物の人形から3Dスキャンされ細かく作られているがリアルすぎてサイズに見合ったデフォルメがされておらずさらに塗装のせいで顔の印象がちがい愛着のわかないフィギュアとなっている。日本国内では少量のみ流通した。絶版となっている。

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別名・表記ゆれ

劇中の発音は「クラケン」である。

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