「俺を見ろよ!シャイニー!」
CV
- ジェマイン・クレメント(原語版)
- ROLLY(日本語版)
俺のキラキラした概要を見ろ☆
本作のディズニーヴィランズ。海底の魔物の国「ラロタイ」で暮らす、15mの体躯を持つ巨大なヤシガニ。ラロタイでもかなりの奥部の巨大な貝殻にアジトがある。
光り輝くものが好きで、深海の底を徘徊しては海に沈んだ数多の貴重品を蒐集し、甲羅の上に様々な金銀財宝を飾っている。また、ヒカリゴケで化粧をしたりと輝くものに目が無い。
自分の祖母を喰ったらしい(彼の祖母は今の彼よりも巨大だったと述べている)。
かなりの目立ちがりやな性格でもあるため、自己顕示欲が強い。そのため、自慢話が大好きで、求められると歌に乗せて自分の話を始める。
マウイとも悪い意味での知り合いであり、互いの性格や素性を知っている。以前にはマウイに足を一本奪われており、彼とは仲が悪い。劇中では、マウイがなくした釣り針を持っていた。
原語版ではマウイを殺すことを明確に宣言しており、歌い終わった後には捕食しようとした。
覚醒(生物発光)するシーンもあり、こうすると体は黒のような色になり、ハサミや甲羅は水色になって、より輝かしくなっている。
最後は間欠泉に噴射され、ひっくり返って身動きが取れなくなった。
キランとした余談だ☆
- おそらくモデルはカボ・マンダラットとスマウグである。スマウグ自体はポリネシア神話には由来していないが、ニュージーランドとの関わりが強く、地下で宝物を貯めこみ、コインをチョッキとして着用し、尊大だがおしゃべりやなぞなぞが好きでおだてられるのも嫌いではないなど性格的にも似ており、壁を突き破るなど似ている描写は他にもある。
- 企画段階では、ポリネシアの伝説にある「首なし巨人の戦士」になる予定だった。
- 「タマトア」とは、この映画の音楽を務めたグループ「テ・ヴァカ」が過去にリリースした曲の名でもある。また、実在する人名でもあり、同名にタヒチ代表のサッカー選手「タマトア・ワグマン」(Tamatoa Wagemann)、マオリの先住民団体「ンガー・タマトア」(Ngā Tamatoa)、フランス領ポリネシアに属するライアテア島の歴代王などがいる。意味はタヒチ語で「若き戦士(tama+toa)」、マオリ語で「トロフィー」を意味する。
- 彼の持ち歌(ヴィランズメドレー)に『シャイニー』があり、リズムやテンポが良いという意見もある。また、最後のエンドロールでは観客に向かって「俺の歌はどうだった」という台詞も話している。
- その際、セバスチャンをテーマにしたメタ発言も行っている。
- 『Shiny』の企画段階の歌詞を見るに、どうやらマウイの力を吸い取る能力も企画されていたらしい。
- 「ラロタイ」は当初、祖先の霊が住まう冥界になる予定で、そこをマウイの祖母ヒナが守護する構想だった。また、マウイとモアナによる「ハカ」が披露され、マウイと因縁を持つ怪物たちがハカが終わるのを待ち構えているという展開が予定されていた。
- タマトアが自分の祖母に言及しているのも、マウイとヒナへの関連付けだと思われる。
- スタッフによると、「1000年も孤島に幽閉されていたマウイが少し狂っていても不思議ではない」としているが、これもスマウグの設定と共通しており、タマトアもスマウグとの共通点がある。
- コンプレックスを道具で解消していたのもマウイとタマトアの類似点かもしれない(参照)。
俺のゴージャスな御威光を拝め☆!
俺の美声に酔いしれろ☆!
(オリジナル版)
(マオリ語版。ジェマイン・クレメント本人が歌っている。ジェマインはマオリの血縁である。)
(スマウグに合わせたネタ動画:字幕もスマウグに合わせて変更されている。)
美しい関連タグを見てくれ☆!
キャンディ大王/ターボ…目立ちがりやな性格がやや共通している悪役繋がり。
ランドール・ボッグス…容姿や性格が似ているヴィランズ繋がり。
デイヴィ・ジョーンズ…こちらも少し類似性があるディズニーヴィランの例である。