概要
『星のカービィ スーパーデラックス』の「白き翼ダイナブレイド」に登場する、怪鳥ダイナブレイドの子供である。「ダイナベビー」表記の場合もある。
ゲーム内では3匹登場し、彼らの存在は親鳥との戦いに勝利したあとに判明する。
実は親鳥であるダイナブレイドは、自身のヒナを養うために作物を荒らしていたのであり、彼らはそれを知ったカービィからウィスピーウッズのリンゴを貰い、自分で空を飛べるようになるまで育ててもらう(1匹だけ飛ぶのが下手な個体がおり、その個体だけ途中で落下している)。
その後、カービィはダイナブレイドと和解し、夕日に向かって飛んでいく彼らに手を振るのであった。
『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』の「メタナイトでゴーDX」でもムービーで登場するが、リンゴを食べるシーンはカットされ、メタナイトと共に飛ぶシーンのみ描かれている。
アニメ版
CV:小松里賀
ダイナブレイドのタマゴから生まれたヒナであることは同じだが、アニメでは1匹のみである。
親鳥が大きいせいか、生まれたてながらもキャピィ族の子ども並の大きさである。
登場話数の合計は9話で、親鳥とほとんど同じ回で登場している。
初登場時の第7話「逆襲!ダイナブレイド」では、孵化する前はカービィにタマゴを火あぶりにされて食べられそうになるも、それによって孵化が早まり、無事生まれる。生まれたあとは、カービィからバナナをもらって育てられている。ちなみに途中でカービィが釣りを行っていたのもおそらくベイビーへのエサの調達のためだったと思われる。
第23話「迷子のダイナベイビー」では、ダイナブレイドが寝ている夜中にデデデ達によって攫われそうになる。しかし、高所から落ちたことで檻が壊れ、村中を走り回る。そして、キュリオの骨董屋にあった親鳥の羽根に触れたことで、ダイナブレイドのことを思い出し、フーム達と共に巣に帰ることになるが、再びデデデに網で捕獲され、エスケル魔獣黄帝液で魔獣にさせられそうになる。
その後、カービィがデデデ城までダイナブレイドを案内したことで無事ベイビーは奪還される。
第72話「ワドルディ売ります」では兵士達を全て売ってしまい、エスカルゴン達やププビレッジの住人達からも見放されて空腹で飢えていたデデデの前に運悪く通りがかってしまい、ローストチキンと間違えられた彼に食料として確保されそうになってしまうが、激怒したダイナブレイドとカービィ達の協力で無事に救出された。
第87話「襲撃!カラスの勝手軍団」では、魔獣クロウエモンと化したボスカラスによって人質ならぬトリ質にされてしまうも、ウィングカービィによって助けられる。親鳥によってクロウエモンが倒されたあとは、子ガラスと仲良くしている。
それ以外の回は基本的に巣で親鳥に守られているシーンが多い。それゆえ結構災難に見舞われる。