ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

CV:間島淳司

概要

アクセルの街の冒険者の青年で、年齢は18歳。くすんだ金髪に赤い瞳、左目の泣き黒子が特徴。

人物

街随一のチンピラ冒険者と評判。更に素行不良で留置場の常連である。

職業は戦士で長剣を使うが、身体能力の高さに比べて剣の腕はイマイチ

パーティーメンバーはリーンとキース、テイラーの3人で、周りからダストの保護者役を押し付けられているリーンからは、叱られる度に痛い目に遭わされている。

初登場時、カズマにイチャモンをつけて一時的なパーティメンバーの交換を持ちかけるが、調子に乗っためぐみんいきなり爆裂魔法をぶっ放し初心者殺しを大勢呼び寄せる事に。更にダクネス何の防具も身に着けぬまま初心者殺しに突進し、アクアも含めての連中のまとまりの無い奇行に振り回されて方々の体で逃げ帰った(ちなみに初心者殺しの方は、カズマらが退治したとの事)。結果号泣しながらカズマに謝罪する事になり、それ以降はキースと同じくカズマの悪友となった(アニメではこのくだりはカットされた)。

ダクネスの婚約騒動で、ダクネスがカズマ達のパーティーから一時的に抜けた際には、前衛職としてカズマ達と臨時パーティーを組んだ事もある。

カズマや仲間達以外では、ゆんゆんと一緒にいる機会が多い。最初はナンパする気でゆんゆんに近付いたが、実年齢(=14歳)を聞いて後悔している。

一緒に冒険をしたり遊んだりする仲だが、ダスト本人はゆんゆんを友達とは思っていても、仲間とは思っていない。ゆんゆんが魔王軍との決戦前のパーティ決めでポツンと取り残されていた時は、ゆんゆんをカズマ達に預け魔王城へ向かうよう背中を押すなど、ゆんゆんに相応しい居場所は自分の所ではないと思っている。

リーン、ゆんゆんの他に一緒に冒険などに行く事が多いロリサキュバス(通称・ロリーサ)は、ダストが頻繁に訪れるサキュバスの店の店員なので割と頼りにされているが、普段の素行の悪さが原因で「悪魔ではないか」と疑われている。

この様にどこに出しても恥ずかしいチンピラの彼だが仲間は大切にしている様で、リーンが貴族の男と付き合っていると勘違いした際は(相手だと思った)貴族の素性調査への協力をカズマに頼んで2人一緒に貴族の居室に侵入し、女物のパンツを履いてセクシーポーズなどをとっていた所にリーン共々男が帰宅。しかも他ならぬその男はゲイであり、パンツ一丁筋骨隆々のダストの裸体に欲情しまくって大変な目に遭う事に。

ちなみにそのリーンとは、仲間以上恋人未満の関係(だがカズマとめぐみんの2人と同じで、周りには両想いである事がとっくにバレている)。

ダスティネス家の様な一部の善良な貴族以外にはあまり良い印象を持っておらず、特にアクセルの街の領主だったアルダープの事は毛嫌いしている。

カズマを処刑するために開かれた裁判ではカズマを擁護し、ダクネスとの結婚式では他の冒険者達と共に盛大に邪魔をした。

素性について

何故か王族や貴族を相手にするのは慣れており、アクセルの街にお忍びでやって来ていた王女アイリスを、完璧にエスコートしてみせた

寝ぼけたりなどして意識が遠い時などに、生真面目そうな言葉遣いが口をついて出る事もある。

この先、ネタバレ注意

 

実はバニルの見通す力によって、“ダスト”が偽名である事が判明している。またクリスやアイリスもダストの素性に心当たりがある様で、ダストの正体に気付いている様子。

ちなみにめぐみんも、スピンオフ『続・この素晴らしい世界に爆焔を!』においてダストの正体にはほぼ気付いており、アイリスやゆんゆん程ではないが興味が湧いた様子。今度、過去について話を聞いてみようと思っている。

『あの愚か者にも脚光を!』でのネタバレ

本名は“ライン・シェイカー”ベルゼルグ王国の隣国『ブライドル王国』の下級貴族で王国一の槍使い。最年少で『ドラゴンナイト』の称号を手にするなど、若くして国を代表する騎士だった。

性格も今と違い真面目で誠実かつ忍耐強く人柄も良いという、まさに騎士の鑑の様な少年だった。

剣の扱いに不慣れだったのも本当は槍使いで、剣は冒険者になってから使い始めたため。

天才ドラゴンナイトの実力を評価され、王女であるリオノール姫の傍付きとなるが、普段から自由奔放な姫に振り回され苦労する毎日を送っていた。

姫の婚約が間近に迫ったある日、婚約を嫌がったリオノールに頼まれて家出同然の逃避行に付き合わされ、相棒のホワイトドラゴンに乗って各地を転々とする羽目になる。旅の間はリオノールに振り回されながらも、エルロード王国のカジノで羽目を外すなどダスト本人もそれなりに楽しんでいた。

国に戻ってきた後は国の面目から死刑も免れなかったが、流石にリオノールも振り回した自覚があり、別の国に嫁ぐ事を条件にシェイカーの助命を要求。

国王や騎士仲間達も姫に責任があると承知していたのでダストは死刑を免れ、代わりに貴族としての地位を失い、ドラゴンナイトの称号も剥奪されてしまった

騎士から冒険者になったシェイカーことダストは、得物である槍を封印。かわりにリオノールから貰った魔法剣(国宝とかなんとからしい)を得物とする様になる(この魔法剣は、カズマが魔王城へ向かう際に餞別として渡している)。

隣国ベルゼルグ王国へ辿り着いたダストは、始まりの街アクセルでたまたまクエスト中だったリーン達3人を助けた事がきっかけで、今のパーティーに入る(この時、リオノールと双子の様にそっくりなリーンの顔を見て驚いている)。

余談

  • “ダスト”という名前はお忍びの際、リオノールが付けたものだが、付けた当人も付けられたダストも「ダサい名前」と思っていた。
  • ダストとリオノールの逃避行は『姫とドラゴンナイトの悲恋』として方々で語り継がれたが、ダストからしてみたら喜劇でしかないらしい。
  • 騎士時代に相棒だったホワイトドラゴンのフェイトフォーは冒険者になる際に城に置いてきたのだが、幼女の姿に変化して城を抜け出した彼女と、アクセルの街で思わぬ再会をする事になった(フェイトフォーについては、リンク先の記事を参照)。
  • 作者である暁なつめ氏の一番のお気に入りキャラクター
  • Web版ではバニルから名前で呼ばれている(人間では唯一)。
  • アクアから“ジハード”と名付けられたトカゲ(?)を譲り受けたが、作者の別作品にて同じ名前のドラゴンが登場する。
  • ちなみに“シェイカー”という名は、作者の別作品の主人公の姓名として登場している。こちらもドラゴン関係者。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

ダスト(このすば)
20
編集履歴
ダスト(このすば)
20
編集履歴