概要
面積128.4平方km(日本の約3.4倍)、人口1718万人(2021年)、首都はンジャメナ(ウンジャメナ)。
公用語はフランス語、アラビア語だがサラ族、チャド・アラブ族、マヨ・ケビ族など130以上の部族が独自の言語を有している。
由来は西部に位置するチャド湖、現地語で大きな水域という意味だが、北部はサハラ砂漠に覆われた乾燥地帯。南部は山脈と平地が広がっている。
情勢
発展途上国であり、開発が特に遅れている「後発開発途上国」に含まれる国の一つで、国民の約半数が貧困に苦しんでいる。主な原因は2000年代まで続いた長期の武力紛争や、政府の統治能力の低さや、交通網の未整備などである。
また国全土に多数の地雷や不発弾が残存しているため、非常に危険な状況。
そのため日本の外務省は渡航中止を勧告。
ちなみにチャド大使館は中国が兼轄、日本大使館はカメルーンが兼轄
関連項目
周辺国
北:リビア
東:スーダン
南:中央アフリカ
西:ニジェール