概要
『ウマ娘プリティーダービー』の登場人物、トウカイテイオーとナイスネイチャとのコンビ・カップリングを呼称する際に用いる用語。
ちなみに、カップリング内の関係性に応じて場合によっては『ネイテイ』を用いるのが通例ではあるが、ウマ娘を含む男性向け界隈においてはCP名の呼びやすさの方が優先される傾向が高く、この記事作成当時(2021年12月24日)で『テイネイ』と『ネイテイ』の比率はイラスト/マンガ・小説で共におよそ2:1である。そのため、記事建てをする際にはこちらの方を優先した。
『ウマ娘』原作におけるテイネイ
★STARTING GATE
テイオーが主役を務める第六巻にてネイチャも登場し、同巻前半では二人の交流が物語の中心となる。
尊敬するシンボリルドルフに良い所を見せようと張り切り過ぎた結果マラソンで故障してしまい、更にルドルフから今の彼女には足りないものがあると指摘されて失意に沈むテイオー。そんな彼女がスランプ気味のネイチャにアドバイスをすることになったことをきっかけとして、ネイチャ、そしてテイオー自身も気づきを経て成長する。
★アニメ
二人とも一期・二期共に登場するが、具体的な交流があるのはテイオーが主役を務める二期。
テイオーとネイチャ(そして二人の同期にあたるツインターボ)は同じ教室で授業を受けており、一番左奥の席がテイオー、その一つ前にネイチャが座っている。また、食堂で一緒に昼食をとっているシーンが複数回登場しており、日常でも一緒に行動する機会が多いようだ。
ネイチャが所属するチームカノープスはテイオーのことをライバル視しており、ネイチャ自身もチームメイトと同様、同世代の星であるテイオーに打ち勝つべく日夜努力している。テイオーの方もネイチャの実力を認めており、クライマックスの有馬記念では同レースに出走した唯一の同期として対戦する。
★アプリ(育成シナリオ等)
◇テイオーのシナリオにて、”カイチョー代理”として感謝祭を見て回る彼女とネイチャが会話するシーンが存在する。
◇ネイチャの育成シナリオでは、彼女が同世代のスターであるテイオーを乗り越えることが物語の主軸となる。
”キラキラ”への憧れを心の奥に秘めたネイチャがマックイーンやライアン、そして彼女のトレーナーの助けを得つつ”キラキラウマ娘”であるテイオーに向き合い、越えていくのが話の筋となっている。……とはいえ、ある程度育成に慣れてくるとネイチャを勝たせることが容易になるので「無敗三冠にもかかわらず卑屈なネイチャ」と「負け続けても決して自信を失わない(ある意味)不屈の帝王」という奇妙な図式が成立するのだが。
◇ホーム画面にて確率で発生する会話がテイオーとネイチャにも割り当てられている。またネイチャの誕生日にのみ発生する会話では競走馬ナイスネイチャ号の誕生日に開催されるバースデードネーションに関する内容のものが追加された。
◇2023年3月に追加されたストーリーイベント『されば君、かなし』にて、紆余曲折の末ペアダンスを踊るテイオーとネイチャ、及びスチルが追加された。
◇その他、両者が登場するサポカイベントは以下の通り
・『ゴシップ狂想曲』(テイオーSSR[ふたつのノーブルライト]:パワー)
・『”カッコよさ”は1つじゃない』(テイオーSSR[テイオー・オー・オー!!!]:賢さ)
・『広がる! ステップ』(テイオーSR[Step!Smile!Wink!]:スタミナ)
・連続イベント全般(ネイチャSSR[願いまでは拭わない]:賢さSSR)
・『それがアタシの生きる道』(ネイチャSSR[今は瞳を閉じないで]:パワーSSR)etc……
★その他
NHK音楽番組『シブヤノオト』にて放送されたウマ娘特集内の企画「他己紹介」では、テイオーとネイチャがお互いの紹介を担当した。
史実
※『アニメウマ娘プリティーダービー(2期)』のネタバレを含むので注意
トウカイテイオーの母方の祖父、ナイスネイチャの父は共にカナダ出身の競走馬・種牡馬ナイスダンサー号である。この二頭以外にはラグビーボールの父・ホワイトストーンの母父として知られる。
史実において、トウカイテイオーとナイスネイチャは同期であり、通算では4度対決している。その成績は以下にある表のとおり
レース名 | ナイスネイチャ | トウカイテイオー |
---|---|---|
若駒S(1991) | 3 | 1 |
天皇賞秋(1992) | 4 | 7 |
有馬記念(1992) | 3 | 11 |
有馬記念(1993) | 3 | 1 |
通算:2勝2敗
余談
実は、テイオーとネイチャとの年齢関係が各メディアミックスごとに(恐らく)異なっている。
まず、『ウマ娘』の存在が世の中に大きく知られたアニメ1期では、高等部であるサイレンススズカのことをネイチャが呼び捨てにしているシーンがあり、スズカの退院時のギプスに寄せ書きをしていることからも、この世界線でのスズカとネイチャは友人関係にあったようだ。他にもエイシンフラッシュなどの他の高等部勢との行動が多く、真相は不明だが初期のネイチャは今とは異なり高等部所属であったのかもしれない。
次に、アニメ2期では先述の通り二人は同じクラスで授業を受けていることから同学年であることが推測される。
そしてアプリ版でのネイチャは、「テイオーより1学年上」と明かされているスペシャルウィーク達黄金世代のことを呼び捨てにしており(例:セイウンスカイ→スカイ)、一方で年上には”さん”をつけている(例:エアグルーヴ→エアグルーヴさん、ゴールドシチー→シチーさん 等)ことから、ネイチャはテイオーより学年が一つ上のようだ。
二次創作においてはこれらの年齢設定が入り混じっており、各創作ごとに異なるのが実情である。「どれも公式設定である」ということを念頭に置いておくといいかもしれない。
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