※ アニメ『マクロスF』の主題歌、および関連用語の一つについてはこちらを参照
概要
正四面体に近似したフォルムと、黒を基調としたカラーリングが特徴で、複数機による編隊で飛行(※)し、天蓋部にあるビーム砲より攻撃を繰り出す。
操縦は主にメーバやプレイヤーの手によって行われ、戦闘や破壊活動以外にも、プレイヤーや彼等の属するチームリーダーの、地上への降下手段としても用いられる。
この他、第22話に登場したプレイヤーのイルジオンは、巨大化後に「トラグランアングラン」と呪文を唱えて複数の機体を瞬時に出現させ、さらに「フージョンユージョン」の呪文でそれらをアーマーとして、自らの身体に武装することでパワーアップするという活用法も披露している。
(※ この描写は、初期のスーパー戦隊シリーズの特撮監督を務めた矢島信男による演出のオマージュでもあることが明言されている)
備考
デザインは外観を篠原保が、コックピット内部を豊田幸秀がそれぞれ担当。ヒーロー側のキューブ(四角形)に対し、敵側は三角形という単純明快な発想の元、決定稿となった正四面体風の他にも、平たいデルタ戦闘機風の案も提示されていたという。また、各面のディテールについてはパースの関係でバランスがわからなくなることもあり、実際に紙で正四面体を作った上でそこに描き込むというプロセスも取られている。
コックピット内部については、「ゲームを楽しむ」というデスガリアンの理念に沿う形で、アーケードゲームの筐体をイメージしており、操縦桿の中央に設けられたメダル用のスロットもその名残である。また、背面のモールドはあまり立体的な構造に出来ないため、代わりにと対戦型格闘ゲームの技コマンドを意識した、三角形の連続パターンが配されている。
関連タグ
敵戦闘機の変遷