※この記事にはR-18成分が含まれています。
概要
『不思議の国のアリス』に登場した手足と顔を持つトランプ札たちをモチーフとする。
魔王夫妻の娘達「リリム」の三女「ハートの女王」たちの配下である、魔人型・魔人属の魔物。
原作ではスペードが庭師、クラブが棍棒(クラブ)を持つ兵士、ダイヤが家臣、ハートが王家に連なる者たちでありハートの女王もその一員である。
が、図鑑世界では四つの種別のカード全員が兵士扱いとなっている。
「ハートの女王」が造り上げ、統治する「不思議の国」に迷い込んだ人間の女性の中から、「女王」が気まぐれに「お気に入り」の遊び相手として選び転化させた存在。
彼女たちが持つ、それぞれの個性と性格、能力に合わせ、「女王」から四種のスートの各数字に割り振られた。
上記に当てはまらない「ジョーカー」もいるらしいが、原作者曰く「まだ詳しくは秘密です!」とのこと。
特徴
スートのマークと数字をあしらったコスチュームに身を纏い、コスチュームと同じ柄の巨大なトランプ札から体を出した姿で目撃されることが多い。
このトランプは浮遊する乗り物であり、異空間に通じるゲートでもある。「不思議の国」じゅうにちりばめられたトランプ柄の壁に繋がっており、彼女たちは異空間を通じて「不思議の国」の至る所を瞬時に移動できる。
トランプの内部は彼女達の居住空間になっており、体の一部だけをトランプから出したり、男性を内部に連れ込む事も可能とする。
また、「女王」が持つトランプセットからも召喚されることがある。
「警備兵」「衛兵」扱いなのか、「女王」から気になった男性がいたら「尋問」と「拷問」をするように、と指示されている(性的な意味で)。
種別
「スペード」「クラブ」「ダイヤ」「ハート」の兵士たちはそれぞれ異なる性質を持つ。
「スペード」は活動的で体を動かすのが大好き。有り余る体力のもと男性と不思議の国のいろんな場所に行きたがり、スポーツを楽しむように性交渉を行う。四スートの中でも純粋に身体能力に優れた者が多く、平均的な戦闘力も高い。
「クローバー」は内向的で大人しい者が多い。カードの中で、絵を描いたり、チェスなどの知的遊戯を楽しむ事を好む。性交渉も引きこもったままそこでひたすら続けてしまうため、たまにはカードから出るよう「女王」から叱られる事もある。一方で集中力に富み、高い魔力も与えられており、魔法の使い手としては四スート随一。
「ダイヤ」は常に新たな刺激を求める性向の持ち主達である。「思いついた事をそのまま実現させる」力を「ハートの女王」から与えられており、その能力をも用いて、とらえた男性の体に様々な悪戯を試し、例えば獣に変えた上でそのまま交わったりもする。
「ハート」は淫魔としての性質がとくに色濃く顕われたスート。男性をとらえようともせずに誘惑し、結ばれた相手との逢い引きと睦み合いを愉しみ、「女王」から授けられた淫魔としての力で「不思議の国」じゅうに桃色のムードを充溢させる。
強さ
トランパートそれぞれの強さは、与えられた数字に相当する。下位にあたる数字ですら、ただの人間の兵隊では対抗することすら難しい。上位の絵札(ジャック、クイーン、キング)は勇者すら手こずる上級モンスターに匹敵する力を持つ。
そして各スートのエースともなると、その実力は下級神クラスにも迫るという。
原作者により「ハートの女王」をはじめとする上位のリリムたちは中級神クラスの力を持つ、と語られており、「ハートのQ」のトランパートは(「依り代」や「端末」でない限り)おそらく「女王」とは別存在である。
公式サイトのSS投稿所では各スートの各番号、同じ種類のカードのトランパートが複数居る、と解釈した作品も発表されている。
関連?タグ
仮面ライダー剣※スパム広告に占拠されたため現在は閉鎖、削除されてしまっているが、かつてコメント可能だった時はトランプネタ繋がりでリンク先のコメント欄がオンドゥル語ネタで溢れていた。
ただし、健康クロス氏はコメント欄閉鎖前の2015年に「度を超えた他版権作品の話題」等は遠慮してもらえるよう発言している(ツイート)。
もしコメント欄が復活したとしても同じノリはもやめておくべきだろう。