チョッパー「見た目頭弱そうな部族だけど実はすげェ文化水準の国だ ここは…学べることが多い…!」
島民のおっさん「タヌキチ おめェ今心で喋ってたつもりかもしれねェが声出てたど 前半すげェ失礼な感じで」
概要
超巨大な大樹の生えた小島であり、島の直径よりも大樹の標高の方が高いほど小さい。
非常に温暖な気質なようで、住民たちは丸々と太っており常に水着のような露出度の高い服装をしている他、「○○ど~」と訛っている。下記の扱いにチョッパーが言った文句をすぐ聞き入れなかったりと一瞥すると蛮族の集団みたいに見えるが、実は根は温厚かつ善良であり、更に武器にロケットエンジンの付いてる槍があるなど、本記事冒頭でチョッパーが失礼なことを述べている通り文化・文明の水準は高い。
作中ではシャボンディ諸島での麦わらの一味消滅事件においてトニートニー・チョッパーがバーソロミュー・くまによりぶっ飛ばされた先であった。
当時のトリノ王国はよその島で人間にいじめられてこの島まで逃げてきた巨大怪鳥マスケレドモ・ゴアユー鳥(光り物を集める習性が欲深い人間に目をつけられたらしい)により支配されていた。鳥達は人間がこの島でも自分達を狙ってくると思い込み、住民たちは豊富な薬用植物が取れる大樹が活用できなくなり生活に支障が出ていた事から度々巨大怪鳥と交戦する状況が続いていた。チョッパーもこの戦いに巻き込まれ危うく狸鍋もといトナカイ鍋にされるところであったが、鳥と人間両方の言葉がわかるチョッパーは双方の言い分を聞き、誤解を解かせることで和解を成立させた(住民達は光り物に金銭的価値は捉えておらず所持していた光り物を自分から鳥に譲っている)。
一躍王国の英雄となったチョッパーは巨大怪鳥の背中に乗ってシャボンディ諸島まで向かおうとするが、離陸してすぐにニュース・クーのばら撒いた新聞によりマリンフォード頂上戦争の全容とルフィのメッセージを知り、引き返す。
「お前の力になれるんなら、おれは本物の怪物にだってなりたい!」
出て行った手前引っ込みがつかなくなったチョッパーは覆面のヒーロー「チョッパーマスク」に変装して戻ってくるもすぐに島民に見抜かれ、結局しばらく島に留まる事となる。3D2Yの謎を解いたチョッパーは島の図書館で学び、更に巨大樹に生えている様々な薬草を研究。かくしてドラム王国の医学に加えこの国の薬学を組み合わせ、その努力は2年後新たなる知識と力として結実することとなった。
「いいんだ おれルフィの役に立つ怪物になりてェ!」
新世界編においては扉絵などで登場しており、チョッパーが建造した薬局などが未だに活動しているほか、島の子供がチョッパーマスクごっこをしているなど、未だにチョッパーは島の「英雄」として慕われている。