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概要
『ハーメルンのバイオリン弾き』の登場人物で、魔法大国スフォルツェンドと同盟を結ぶ騎士王国ダル・セーニョの若き王子。年齢は10歳。血液型はB型。名前の由来は金管楽器のトロンボーン。通称「トロン坊」。
目の前で故郷と両親を魔界軍王に滅ぼされ、敵を討ち王国を再建するべくたった一人で旅路に付いていた時に、ハーメル一行と出会い仲間になった。父から受け継いだ必殺技「シーザー・スラッシュ」を持つ。
生意気加減が鼻につくマセガキだが、精神的にまだ幼く泣き虫で怖がりな一面を持つ。中盤では操られた父親の亡骸と戦わされるが辛くも勝利を納め、以降は自ら戦う場面が増えていった。
また、一旦ダル・セーニョに帰郷するためパーティを離脱し、両親の形見である計4本の剣を受け継いだ。
合流した際に魔界軍王の一人であるサイザーが仲間になっていることに困惑し、彼女を殺そうとするが後に和解した。
北の都での最終決戦では両親の敵であるギータを倒すと共に、絶望していた北の都の人々に希望を与える。9年後のエピローグでは彼らを王国の国民として迎え入れて王国の再建を果たし、メインキャラクターの中で最も精神的に成長した人物の一人となった。
また、なぜか(後述)コルネットと結婚しており、年に一度魔族化の発作を起こした彼女を倒して元に戻している。そして、なんだかんだと言いながらも次世代続編の「シェルクンチク」では、そのコルネットとの間に嫡子であるティナーをもうけている。
アニメ版
ハーメルを父親の敵と狙うが、後に考えを改めて和解する。コルネットと出会い、彼女と接近するにつれてハーメル一行とは別行動を取るようになった。
最終的には王国を再建してコルネットを王妃に迎え、殆どがバッドエンドを辿ったメインキャラクターでは唯一ハッピーエンドを迎えた。
上述の原作におけるコルネットとの結婚は、このアニメ版の内容がメタ的に反映されたため。